13/01/29 18:03:25.12
最新の四半期報告書によると、サムスンとアップルは安定的な業績を記録し、利益を増やしているが、両社の株価は先週に揃って下落した。
業界関係者は、両社が今後主導的な地位を維持できるかが投資家に懸念されており、株価下落の重大な原因となったと分析した。
現状を見る限り、両社は先進国・新興国市場で、さらなる課題に直面している。
米国および多くの西側諸国のスマートフォン市場はすでに飽和している。特に米国人ユーザーは端末を購入する際に、通信キャリアと1年以上の契約を結ぶ必要がある。
しかし東に目を向けると、スマートフォンユーザーが激増しており、競争もますます激化している。
アップルのiPhoneは中国本土市場で厳重な包囲に直面し、現地メーカーからの攻勢を受けシェアを下げ続けている。中国本土の携帯電話市場は高度発展の段階にある。
中国は価格優勢により、年末までに世界最大のスマートフォン消費国になるだろう。
アップルの前四半期の純利益は131億ドル、サムスンは66億ドルに達した。これは主に、多くの高級スマートフォンを販売し、高い利益率を確保したことによる。
アップルの販売台数は4780万台、サムスンは6300万台に達し、いずれも前年より大幅に増加した。
しかし中国製造メーカーがより安価な携帯電話を発売し、使用コストが安価なオープンソースOSを開発するにつれ、アップルは廉価版iPhoneの発売を迫られており、サムスンも慎重な構えを見せている。
サムスンは比較的安価な端末の販売により利益を得ており、中国市場でトップシェアを占めている。しかし同社は先週木曜日に発表された四半期報告書の中で、
「先進国市場が飽和化し、中国メーカーの影響を受けローエンド市場の競合が激化するため、2013年のスマートフォン需要が低迷する」と予想した。
未来資産のソウル駐在アナリストのDoh Hyun Woo氏は、「スマートフォン市場の高度成長はすでにピークを過ぎており、サムスンの第1四半期の業績も懸念されている」と指摘し、
「同社の第1四半期の純利益は、8兆ウォンのみになる」と、これまでの8兆8000億ウォンの予想を下方修正した。
競争の時が近づいている。市場調査会社IDCが同業界に対して行なった直近の四半期調査によると、中国メーカーの華為(ファーウェイ)のスマートフォン出荷台数は世界3位になった。
同社の出荷台数の増加率(前年同期比)は、89.5%という驚異的な数値に達した。
市場調査会社Canalysは、「中国は今年、世界最大のスマートフォン市場としての地位を固める。通年のスマートフォン販売台数は2億4000万台に達し、世界の出荷台数の約3分の1を占めるだろう」と分析した。
スマートフォンは中国の中小都市に浸透しつつあり、価格面で強みを持つ中国ブランドが競争を有利に進め、海外の高級ブランドを退けている。
IDCのデータによると、昨年12月末までの第4四半期において、サムスンのスマートフォンの市場シェアは前年同期の22.5%から29%に上昇し、アップルは23%から21.8%に低下し、華為は3.5%から4.9%に上昇した。
IDCシニアリサーチアナリストのRamon Llamas氏は、「華為と中興(ZTC)がスマートフォン市場でトップ5入りを果たしたが、これは世界市場に大きな変化が生じたことを示している」と分析した。
URLリンク(japanese.china.org.cn)
URLリンク(japanese.china.org.cn)
URLリンク(japanese.china.org.cn)
URLリンク(japanese.china.org.cn)
【中央日報】「株価急落でふらつくアップル。専門家はサムスンの勝利と考えず先進国スマートフォンの飽和と見る」[01/27]
スレリンク(news4plus板)