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中国共産党の習近平総書記が昨年11月の就任後、初めて会談する日本の政治家として公明党の山口那津男代表を選んだのは、昭和47年の日中国交正常化以来の両党の長い友好関係が背景にある。
「訪中を首脳会談に結びつける」と意気込んでいた山口氏の面目は辛うじて保たれたが、最終日にようやく会談が設定されるなど中国側に翻弄された。
山口氏が沖縄県・尖閣諸島を「日本固有の領土」と主張することはなく、歴史認識問題でもくぎを刺された。会談実現を焦った山口氏の訪中が逆に安倍政権の対中外交の障害となる可能性もある。
「池田大作先生から年賀状をいただいた。とても感謝している」
習氏は会談冒頭、テレビカメラの前で公明党支持母体の創価学会名誉会長の池田氏の名前を持ちだした。山口氏は「くれぐれもよろしくお伝えください」との池田氏の伝言を述べた。
池田氏は歴代中国トップと会談するなど中国と深い結びつきがある。池田氏が公明党創立者として、39年の結党に際し注文をつけたのが「中国との国交回復の努力」だった。
実際、公明党は田中角栄元首相による国交正常化に向け環境整備にあたった。それ以降、公明党・学会は、「日中友好の橋渡し」を使命とし、中国共産党との関係を重視してきた。
程永華駐日大使は創価大留学生で、昨年4月に大学から名誉博士号を授与された。
習氏は23日には韓国の朴槿恵次期大統領の特使とも会談したが、山口氏同行筋は「特使との会談は短時間で、1時間だった山口氏を厚遇した」と強調する。
もっとも、会談が正式に決まったのは開始1時間半前。山口氏が前日までの中国要人との会談で、尖閣問題でどう発言するかを見定められていたといえる。
会談で山口氏は「棚上げ論」に触れることはなかったが、尖閣については一歩も引かないとしている安倍晋三首相との間に溝がある印象を与えたのは間違いない。
25日夜に帰国した山口氏は記者団に「目的は達した」と胸を張った。だが、日本側の主張を抑制することと引き換えで首脳会談が実現したとしても、そこに大きな意味はない。
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