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世界銀行は15日に発表した最新の報告書「グローバル経済展望」の中で、
今年のグローバル経済の成長率予測を下方修正した。
同報告書は2013年のグローバル経済成長率は2.4%に達するとしており、
昨年6月発表の報告でうち出した予測値の3%を下回ったが、12年の成長率2.3%よりは高い数字だ。
また14年のグローバル経済成長率は3.1%に上昇するとしている。「北京商報」が伝えた。
同報告書によると、13年の先進国の経済成長率は1.3%で、昨年6月の予測値の1.9%を下回る見込みだ。
発展途上国の経済成長率は12年は5.5%、13年は5.7%に達し、中国は今年は8.4%、来年は8%になるという。
同報告書によると、世界経済はいまだなお脆弱で、先進国は成長に向けた力が不足している。
発展途上国は政策の重点を経済成長の潜在力の引き上げに置くと同時に、
リスク対応メカニズムを強化してユーロ圏や米国の財政政策が引き起こすリスクに対処している。
世銀によると、こうしたリスクの発生の可能性や潜在的な影響力が弱まっており、
先進国が予想を上回る力強い復興ぶりを示す可能性が高まっているという。
「人民網日本語版」2013年1月17日
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