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韓国で昨年７～９月期の低所得層のエンゲル係数が過去最高水準を記録した。
エンゲル係数は家計の消費支出に占める食料費・非酒類飲料費の割合を示し、
通常、所得水準が高ければ下落し、暮らし向きが悪くなると上昇する。
民間シンクタンク、現代経済研究院のキム・グァンソク上級研究員が１５日、報告書で明らかにした。
キム研究員は韓国統計庁の資料を基に世帯の所得水準別に支出に占める食費の割合を算出した。
その結果、所得下位２０％世帯のエンゲル係数が２３．４％で、統計を取り始めてから最も高かった。
ハクサイの値段がこの１カ月で７０％以上上昇するなど、
最近の農畜産物価格の値上がりを考慮すれば収入に占める食費の比重が大きい低所得層の負担は増えるばかりだ。
キム研究員は「下位２０％世帯と全体世帯のエンゲル係数（１５．５％）の差は７．９ポイントで過去最高水準。
両極化現象を示唆するもので、生鮮食品の価格高騰を抑える対策が必要だ」と強調した。
社会的弱者世帯のエンゲル係数もやはり高い水準だった。
韓国銀行（中央銀行）などの資料を分析した昨年の日雇い労働者のエンゲル係数は３１．２％、
高齢者世帯は３５．５％、祖父母が孫を養育する世帯は３２．３％、多文化世帯は３１．８％、障がい者世帯は２９．７％だった。
URLﾘﾝｸ(japanese.joins.com)
【韓国】調味料やキムチ、大幅値上げが食卓直撃[01/13]
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