【朝日新聞/社説】「安倍首相の東南アジア歴訪、ASEANと関係を強める中国包囲網に懸念」[01/15]at NEWS4PLUS
【朝日新聞/社説】「安倍首相の東南アジア歴訪、ASEANと関係を強める中国包囲網に懸念」[01/15] - 暇つぶし2ch1:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★
13/01/15 11:07:14.84
安倍外交が今週から、本格的に始動する。

安倍首相は、ベトナム、タイ、インドネシアの3カ国を就任後初の訪問先に選び、16日から19日まで訪れる。

訪米が先送りされたため、3カ国を先行させたという事情はある。
とはいえ、年明け早々には麻生副総理・財務相、岸田外相も東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々を訪れた。
一連の訪問は、安倍政権の東南アジア重視の表れといっていいだろう。この地域には、各国も強い関心を寄せている。

オバマ米大統領は昨年11月、再選後初の外遊で東南アジアを歴訪した。
インドは先月、ASEANとの首脳会議を初めてニューデリーで開き、「戦略的協調関係」への格上げをうたった。

世界の成長センターであるASEANとの関係を強め、自国の経済成長につなげるためである。
同時に、この地域で中国の影響力が強まることを牽制する狙いもある。

ASEANには、南シナ海の領有権問題で中国と争う国々があり、尖閣問題を抱える日本も利害を共有している。
首相が訪問の目的の一つに安全保障面の協力強化を掲げるのも、海洋の緊張の高まりに手を携えて対処したいという思いからだろう。

もちろん、台頭する中国と向き合う際、多国間の連携が大切であることは論をまたない。

ただ、ASEANの各国間でも、中国との距離感には違いがある。
日米が「中国包囲網」の構築を図っていると受け取られれば、域内の亀裂を広げることになりかねない。

首相が、自由や民主主義などを共有する国と連携する「価値観外交」を掲げるのも気がかりだ。
敵味方を色分けするのではなく、それぞれの国が置かれた複雑な立場に配慮した丁寧な外交を心がけてほしい。

日本がなすべきは、経済支援で地域全体の底上げを図るとともに、領有権問題などで国際法に基づく解決を地域の国々とともに唱えていくことだ。

首相に改めて思い起こして欲しいことがある。

77年、当時の福田赳夫首相はマニラで「福田ドクトリン」を表明した。日本は軍事大国にならず、真の友人として心と心のふれあいを大切にする。
そんな原則をうたい、日本のアジア外交の基調となった。

福田氏の政治的な流れをくむ安倍首相にも、アジアの緊張を解き、平和と繁栄に貢献する外交姿勢を望む。

URLリンク(www.asahi.com)


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