13/01/10 22:33:28.57
中国・国際先駆導報は4日、「海軍が初の海外戦略拠点を設置か」と題した評論記事を掲載した。
「人民解放軍は西側諸国のような海外軍事基地を設けることはないが、国際的慣例に沿って海外戦略拠点を設置することが可能。
中国海軍はインド洋に初の海外戦略拠点を設ける可能性がある」とするものだ。主な内容は以下。
中国初の空母「遼寧鑑」の正式な就役や「殲-15艦載機」の着鑑成功に伴い、2012年、中国海軍は世界各国に大きく注目された。
今後、空母戦闘グループの構築をめぐって中国海軍編制制度、艦艇装備や軍事訓練の発展が進む。
新型駆逐艦、新型攻撃型潜水艦、大型揚陸艦、新型遠洋総合補給艦の就役に伴い、中国初の空母戦闘グループは近く、戦闘力を備えるとみられる。
中国軍隊は西側諸国のような海外軍事基地を設置しないが、国際的慣例に沿っていくつかの海外戦略拠点を設ける可能性もある。
中国は平等で友好な協議により、他国に固定した海外補給拠点、休憩整備拠点、艦艇寄港地と修理拠点を設けることができるのだ。
長期的に見れば、中国海軍はインド洋に初の戦略拠点を設置する可能性がある。初の戦略拠点は以下のような3つの方面を含む。
1つ目は、日常の艦艇燃料と物資補給拠点。例えば、ジブチ港、イエメンのアデン港、オマーンのサラーラ港の補給方式は主に国際商業慣例に従うものだ。
2つ目は、固定した艦艇補給拠点と寄港地、固定翼偵察機の離着陸と休憩整備拠点。セーシェルを例に挙げると、方式は中・短期契約となる。
3つ目は、比較的整備された補給拠点、休憩整備拠点や大型艦艇武器装備修理センター。パキスタンを例に挙げると、方式は中・長期契約となる。
今後10年間、中国はインド洋にパキスタン、スリランカ、ミャンマーを中核とする北インド洋補給拠点、
ジブチ、イエメン、オマーン、ケニア、タンザニア、モザンビークを中核とする西インド洋補給拠点、
セーシェル、マダガスカルを中核とする中南インド洋補給拠点の3つの遠洋戦略拠点を形作り、
さらに中国が効果的に海上の安全、地域や世界の安定を守る大国としての責任と能力を高める。
実際、近年の中国の海外貿易の発展に伴い、海外基地を設立するべきとの声も日増しに強まっている。
海外基地と海外戦略拠点は呼び方こそ違うものの、本質的に変わりはない。
もちろん、一部の国または一部の人が冷戦的思考で中国が海外軍事基地を設置することに疑問を呈しているが、
中国は平和理念を断固として堅持し、全力で大国としての責任を担いさえすれば、これらの基地、戦略拠点は前向きな効果を発揮するだろう。
URLリンク(www.xinhua.jp)
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