13/01/09 22:57:31.43 p6qKgNWR
>>380
違います。徴兵制はコストが安いのです。
徴兵制は平時に不必要なコストを負担することなく、有事が勃発したとき、または外交情勢が不安定化したとき、
あるいは戦力が損耗したときに速やかに動員できるから。
国民の兵役義務は現在でもアメリカを含め、先進国の多くの国で法制化されています。
現状において予備戦力が充足しているから徴兵が施行されていないだけで
兵力が不足すれば、いつでも国民を動員できることが法律により担保されてるのです。
自衛隊は兵員16万人を定数として保有。充足率は100パーセント近い。
ただしこれは平時における常備兵力であることに注意する必要がある。
有事になると常備兵力をコアにして動員軍が組織されます。
これは主力軍の後方兵站の構築、損耗・補充戦力に充当するものであり、
軍事教義に従うと常備戦力の三倍が確保されている必要がある。
日本は予備戦力がまったく充足できていないし、本当は常備戦力も足りてない。
陸上自衛隊は定数20万人を充足させることが出来ず、定数を満たせない実情に合わせて
定数を削減したので、書類上で兵員が足りているように見えるだけです。
この弊害は一個師団の戦力と作戦遂行能力に現れます。