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安倍晋三首相の特使として訪韓した額賀福志郎元財務相らが到着したソウル金浦空港で4日、
特使訪韓に反対する男が自分の腹部を刃物で切って病院へ運ばれたり、
強硬な反日団体が横断幕を掲げて大声を上げたりする騒動があった。
額賀氏らの日程に支障は出なかったが、李明博(イ・ミョンバク)大統領の島根県・竹島上陸以降悪化した
日韓関係を修復したい日本側関係者にとっては後味の悪い訪韓となった。
日本外交筋は「日本の首相特使が暴力的な団体や人物の怒号の中を移動させられたのは心外だ」と韓国政府の対応を批判している。
日韓の外交筋によると、韓国警察当局は額賀氏らの訪韓に合わせ、反日団体が抗議行動を計画していることを事前に把握し、警備態勢を強化。
訪韓前日には、金浦空港到着後の混乱を避けるため、駐車場まで一般旅客とは別のVIP専用通路を利用して移動することになっていた。
ところが4日午前、警察当局に対し、上級官庁から「青瓦台(大統領府)の意向」として、
「VIP専用通路は規則上、閣僚級以上でないと利用できない。国会議員は利用不可だ」と、
額賀氏らの移動経路を一般通路に変更するよう指示があったという。
空港で自らの腹を切りつけたのは昨年7月にソウルの日本大使館の正門にトラックで突入した男で、
有罪判決を受けて執行猶予中だった。
韓国政府はこの日午前、靖国神社の門に放火したとして警視庁が逮捕状を取り、
日韓犯罪人引き渡し条約に基づき引き渡しを請求していた中国籍の劉強容疑者(38)を
仁川空港から中国に出国させていた。
韓国メディアは「裁判所が法に基づいて下した決定」とする韓国政府の見解を一様に支持している。
額賀氏は金星煥外交通商相との会談で遺憾の意を示したが、
金外交通商相は「手続きにのっとって司法が判断した」と述べただけだった。
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