12/12/20 18:49:23.45
韓国国内の企業が、原子力発電所の部品の試験成績書を偽造し、納品していたことが新たに判明した。
原子力安全委員会（安全委）は19日「民間との合同調査で、韓国国内の三つの業者が製作し、
霊光原発5・6号機に納品した12品目、694個（台）の部品の試験成績書が偽造されていたことを確認した」と発表した。
これにより、書類の偽造が判明した原発の部品は計483品目、1万854個（台）に増えた。
このうち、実際に原発に納品された部品は341品目、6281個（台）だ。
今回摘発された部品のうち、インペラー（羽根車）2品目は、それぞれ1台ずつ原発に設置されたことが分かった。
インペラーは冷却水を循環させる一種のプロペラの役割を果たす。
このため、原発の安全を図る上で大きな影響を与えかねない。安全委は新たに摘発された部品について、
直ちに交換するよう、韓国水力原子力（韓水原）＝韓国電力公社の子会社＝に対し指示した。
一方、残りの多くの部品は納品された後、まだ保管されている状態だという。
安全委の担当者は「まだ資料を詳しく確認していないため、どの部品が問題なのか説明するのは困難だ」と語った。
今秋、品質保証書を偽造した部品が取り付けられたことが分かった霊光原発5・6号機は現在稼働を中止し、
問題の部品を全て交換する作業を行っている。
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