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■「右傾化」批判の誤り
「安倍政権誕生で、一部論客たちはあらゆる機会をとらえて『日本は右傾化』と非難し続けるでしょう。
しかし『右傾化』というのが集団的自衛権禁止のような旧態の規制を排することを意味するのなら、
私たちは大賛成です」。
国家安全保障会議でアジア上級部長のマイケル・グリーン氏が語った。
日本の衆院選の5日ほど前、ワシントンの大手研究機関、
ヘリテージ財団が開いた日韓両国の選挙を評価する討論会だった。
CIAブルース・クリングナー氏も「右傾」の虚構を指摘した。
「日本が右に動くとすれば、徹底した消極的平和主義、安全保障への
無関心や不関与という極左の立場を離れ、真ん中へ向かおうとしているだけです。
日本の毅然(きぜん)とした対応は米側としてなんの心配もありません」
一部から、いま自民党の安倍晋三総裁にぶつけられる「右傾」という言葉は、
中国や朝鮮筋から発せられるものだが、両国とも最左翼である。
グリーン氏はフィリピン外相が最近、日本が消極平和主義憲法を捨てて、
「再軍備」を進めてほしいと言明したことを指摘して語った。
「日本がアジア全体への軍事的脅威になるという報道は、東南アジア諸国では誰も信じないでしょう。
東南アジア諸国はむしろ日本の軍事力増強を望んでいます」
「安倍叩きは日本で同氏をとにかく憎む朝日新聞の手法です」
MSN産経ニュース 2012年12月18日03:08
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