12/12/18 02:52:03.74
※>>1の続きです。
米国のある識者は「右傾化によって、日本は短絡的な見方しか持てなくなっているように感じる」と指摘した。
反中感情があおられ、長期的ビジョンを練る余裕がなくなっているというのだ。
戦争の惨禍をアジアに及ぼした日本は二度と排他的利益を求めず、国際的な公共益に沿ったところで
自国の国益を追求していくことを課せられていると思う。
ドイツが機会あるごとに「ドイツの欧州にはしない。欧州のドイツになる」と言うのと同じ脈絡だ。
政府開発援助(ODA)や国連平和維持活動(PKO)はまさに国際的な公共益に貢献しつつ、
日本の国益を広げてきた格好の政策である。
国際社会が日本に抱く好印象と高い期待も、国際的公共益を常に念頭においてやってきたことの
結果といえるだろう。
先の従軍慰安婦問題も女性の人権という公共益の中に位置付け、日本が主導権をとる形で
解決できるはずだ。
アジア女性基金というノウハウも持っている。
国際的な公共益に背を向けるような「狭義の強制はない」といった主張は、日本を孤立させかねない。
※以上です。