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韓国の個人負債が経済が持ちこたえられない水準に膨らんでいる。金融当局は個人負債
の伸び率が下落しているとしているが、専門家らは個人負債の増加率が経済成長率を
上回っている状況に懸念を示している。
韓国銀行(中央銀行)がまとめた7~9月期の家計信用は937兆5000億ウォン(約73兆円)
となり、前期比で5.6%増えた。家計信用は金融機関からの貸し出しやクレジットカードの
決済金などの合計で、事実上の個人負債となる。
韓銀は7~9月期ベースでは4年ぶりの低水準と説明している。企画財政部の朴宰完(パク・
ジェワン)長官はこのペースが続けば、10~12月期には4%半ばまで落ち込み、2004年
以降の低水準になると見込んだ。だが、7~9月期の家計信用の伸び率(5.6%)は名目
国内総生産(GDP)の伸び率(2.4%)の2倍を超えており、専門家らは楽観的な見方と
指摘している。
2011年1~3月期から家計信用は名目GDPの増加率を1.7~4.2ポイント上回っている。
今年は1~3月期に2.7ポイント、4~6月期に2.3ポイント、7~9月期に3.2ポイントと、
差が広がっている。LG経済研究院の申ミン榮(シン・ミンヨン)経済研究部門長は「経済成長
率を超える個人負債の増加は景気低迷が長期化する今のような状況ではさらに問題となる。
名目成長率を引き上げ、家計の要否力を高める対策が求められる」と強調した。
ソース:中央日報/ソウル=聯合ニュース
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