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【ソウル聯合ニュース】日本が朝鮮半島と中国に侵略した当時、日本の宗教界と教育界が一種の
宣伝作業を行った証拠を集め、各界の識者らが本を出版した。韓国・東国大学が11日、明らかに
した。
同朋大学名誉教授の槻木瑞生氏と僧侶の一戸彰晃氏らは、日本が朝鮮半島と中国に侵略した
際、仏教とカトリック教会、プロテスタント教会などの宗教界と教育界が自発的に宣伝工作を行っ
たとする内容の実証資料を集めた著作「日本佛教団(含基督教)の宣撫工作と大陸」(全4巻)を
発刊した。
同作には日本の曹洞宗が「戦争対策本部」を設置した事実や僧侶が侵略国に入り布教活動を
行いながら、日本に対する反感を弱めようと努力したことなどが記録されている。当時、日本社会
が侵略に同調したことは想像できるが、活動計画や報告書形態の証拠を集めた本が出版された
のは今回が初めて。
一戸氏は「この資料をただ保管していては、日本の右翼勢力によって破棄されてしまう。宗教、
特に不殺生を唱える仏教が戦争を支援する活動をしたことは大変な間違いであり、事実を明らか
にし反省しなければならない」と話した。
同作は50部限定で発刊され、今後シリーズ形式で出版される予定だ。
曹洞宗は日本でも比較的進歩的な仏教団で、1992年には布教を理由に侵略戦争に協力した
ことを悔い、懺謝(仏教用語で許しを請い謝ること)文を発表した。一戸氏をはじめとする曹洞宗の
一部の僧侶は、反省し悔いる意味で今年9月に曹洞宗の僧侶により建てられた全羅北道群山市
の東国寺にこの懺謝文を刻んだ石碑を建てた。その後、右翼団体から攻撃を受けた。
また、一戸氏は今年9月に著書「曹洞宗は朝鮮で何をしたのか」を出版して韓国内の50の大学
に寄贈し、東国大学はこの翻訳本を来年上半期に出版する。
ソース:聯合ニュース<日本識者 宗教・教育界の侵略協力資料まとめ本出版>
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