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竹島問題で安倍総裁に野田総理・鈴木氏ら反論
尖閣諸島に対する問題で、野田佳彦総理は9日のNHK日曜討論で「尖閣に船溜まり(停泊所)を
つくったり、公務員を常駐させることは、かえって他国の人を寄せたり、他国の船も寄ってくる。おび
き寄せる話になる」との考えを示し「今は冷静な対応が必要だ」とした。そのうえで「上陸させないよ
う、有効支配している」とした。
また竹島問題に触れ「竹島にヘリポートが(韓国に)建設されたりしていたのを傍観していたのは
どの政権だったのか。我々は竹島との名をあげて明確に抗議している。自民の首脳や外務大臣で
竹島という名をあげて抗議した人はありません」と安倍晋三自民党総裁が民主の対応に批判した
ことに反論した。
鈴木宗男新党大地代表も「竹島にヘリポートが造られた時の福田赳夫政権(総理)は、大使の
召喚もしなければ、何の抗議もしていない。安倍総裁が総理のとき、領土問題でいかほどの発言
をしましたか。竹島とは1回も言っていない」と安倍総裁の批判に疑問をなげた。そのうえで「日露
関係の信頼関係をしっかりつくることで、中国・韓国も自制する」と語った。
安倍総裁は「自民党時代に韓国の大統領が竹島に上陸することはなかった。民主党政権の
外交敗北の結果だ」と切り替えした。
嘉田由紀子日本未来の党代表は「多重協調外交をしていくべき」とし、企業レベルや地方の
自治体レベルでの外交が効果的だとの考えを示した。嘉田代表は「国と国が政治的にエスカレ
ートしていても、自治体同士が20年、30年と姉妹関係や企業同士で相互互恵関係を築いてい
れば(問題の解決にプラスになる)」とした。(編集担当:森高龍二)
ソース:サーチナ 2012/12/09(日) 17:30
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