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★「中国は世界で平和を最も愛する大国」 ドイツ元首相、中国の伝統語る―ドイツ紙
【新華網】 ドイツ紙は29日、「ここ数年、中国は自国軍事力の増強に乗り出しているが、中国は
世界で平和を最も愛する大国であり、中日両国間で衝突が起こることは懸念していない」とのドイツ
のヘルムート・シュミット元首相の談話を掲載した。
同氏によると、「中国は大規模に軍備を拡張しているが、戦争する野心はない」という。11月29日、
ハンブルクで開かれた独中経済会議でシュミット元首相は、「中国は世界で平和を最も愛する大国
であり、これからのこの伝統は変わらない」と語った。
過去数年間、中国は軍事力の増強に取り組んでいる。先ごろ、初の空母「遼寧」を就航させたが、
同氏は、「中国は他国を侵略した歴史もなければ、他国を殖民統治した歴史もない」と強調する。
ドイツ国防長官を務めた経験もあるシュミット氏は、中日両国の領土紛争に懸念を抱いてはいない。
今夏、シュミット元首相は計12日間にわたって中国とシンガポールを訪問し、現在は中国に関する
新書を執筆している。
(翻訳 劉英/編集翻訳 矢島東吾)
ソース:新華社日本語経済ニュース 2012年12月02日
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