【経済】 「ジャラパゴス」日本企業の教訓~韓国は企業家精神の復活目指せ[11/30]at NEWS4PLUS
【経済】 「ジャラパゴス」日本企業の教訓~韓国は企業家精神の復活目指せ[11/30] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
12/12/01 14:31:02.77
偉大な企業が没落する5段階があるという。初めはそれまでの成功に陶酔して成功の根本要因
を忘れる。2段階は慢心してさらに多くの欲を出す。内部で警告信号が増えるが危機の可能性を
認めないのが3段階だ。危機が累積した4段階では逆転の一発を放ってくれる‘助っ人’を探す。
妙案にすがり墜落が加速して結局、回復不能の状況に陥る5段階へ到る。永く企業の興亡事例
を研究したジム・コリンズの診断法だ。

一時、世界市場を席巻したソニー・パナソニック・シャープなど日本電子企業の限りない墜落は‘ジ
ャラパゴス(Jalapagos)’という新造語を作った。日本(Japan)と隔離された島ガラパゴス(Galapagos)
の合成語だ。日本企業が国内市場に安住して自ら崩れたということだ。特にソニーの失敗をコリン
ズの法則に代入すればさらに、いくつかの原因が見える。アナログ時代、革新企業の代名詞であ
ったソニーは既存技術に執着してデジタル時代のトレンドをのがした。過去の光栄が未来の困難
に陥る‘レガシー(legacy)の呪い’だ。

高度成長で肥大化するとすぐに事業部門別に独立採算を実施した結果、シナジー効果を失った。
危機状況で救援登板した米国人CEOハワード・ストリンガーは革新より短期実績を深く掘り下げ
るスタイルだった。これらすべてを要約すれば企業家精神の喪失だ。

デジタル時代、革新の象徴のアップルの最近の歩みもちょっと怪しい。創造的製品で市場地図、さ
らにライフスタイルまで変えたスティーブ・ジョブズが消えた後、革新DNAも共に失われたという評
価が出てくる。ジョブズの遺作を越えられない製品を出して既存成果物の特許権に頼るアップル
をめぐり過去、熱烈な追従者がもはや期待できないとし次から次へと離れている。コリンズ法則の
1、2段階ぐらいだ。

市場で永遠の勝者はない。少しでも油断すれば王座から転がり落ちる。不確実性の暗雲の中で
も未来を正確に予測し危険を甘受して変化を模索する進取的な姿勢が要求される。シュンペータ
が言う企業家精神の定義だ。韓国が戦争の廃虚を越えて経済強国にのぼった資産も企業家精神
だ。チョン・ジュヨン、イ・ビョンチョル、パク・テジュンのような第一世代企業家は失敗を恐れない挑戦
精神で造船・自動車・半導体・鉄鋼の礎石を作り、第二世代企業家は品質と洞察力を加えてグロ
ーバル強者の位置づけを固めた。

不況の影が深まるほど企業家精神は威力を発する。韓国が2008年グローバル経済危機から一
番最初に抜け出せたのも不況期に投資を逆に増やした冒険精神の力だ。不況の時なされた先制
的投資は好況時の投資より市場占有率20%、収益率25%ほどさらに引き上げるという研究もある。
遠い未来まで見て果敢に投資し、速かに意志決定する方式がオーナーシップに基づいた韓国特
有の企業家精神だ。

企業家精神は韓国経済の成長を継続する源泉だ。だが以前と同じではないという声が聞こえてく
る。ヨーロッパ発経済寒波の中で企業は設備投資を敬遠し実績防御だけに汲々とする。一部の大
企業は既得権で果実を得る事業に関心を注ぐ。中小企業は政府の保護膜に隠れて青年たちは
創業より公務員試験に集まる。進取性・躍動性が消えた企業生態系は老いるほかない。

今後がさらに問題だ。パク・クネ、ムン・ジェイン大統領候補が出した経済民主化公約は企業が困
難に陥る規制一色だ。もちろん公正な取引、透明な経営、社会的寄与等を通して尊敬を受ける企
業になることも企業家精神の重要な特性だ。だが、権力が企業の固有な経営行為をああしろこう
しろと干渉して介入するのは越権に属する。(中略)

ピーター・ドラッカーは新しい政策を作る時、こう質問すべきだとアドバイスした。「それが社会の革
新能力・柔軟性を促進・増進するか?または企業家精神を抑制しないか?」
すでに消えつつある企業家精神を生き返らせることが政治の役割だ。

キム・フェピョン論説委員
URLリンク(image.munhwa.com)

ソース:文化日報(韓国語) ‘ジャラパゴス’日企業の教訓
URLリンク(www.munhwa.com)


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