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【噴水台】タゴールの詩、韓国人好みに仕立て上げたとは苦々しい [2012年12月11日 中央日報日本語版]
japanese.joins.com/article/704/164704.html
「岸で夜は明け/血の色の雲の早朝に/東側の小さな鳥/声高く名誉の凱旋を歌う」
1913年にアジアで初のノーベル文学賞を受賞したインドの詩人タゴールがベンガル語で書いた詩だ。
何を歌ったのか。日本が日露戦争で勝利したことを祝う詩だ。インドが長い間の英国の植民地統治から
抜け出せないことを残念に思っていたタゴールは、当時世界的な強国に浮び上がった同じアジアの日本に
好感を持った。1916年をはじめ5回も日本を訪問した。茶道、生け花、俳句など日本の伝統文化に魅了され、
「詩心を起こさせる国」と高く評価した。日本滞在中の講演を通じ、「日本はアジアに希望をもたらした。
私たちはこの日出ずる国に感謝する」と話したりもした。大アジア主義を叫んだ日本右翼の大物頭山満
とも懇意にしていた。
(中略)
80年を超えて続いたタゴールに対する片思い、あるいは誤解は私たちの必要・コンプレックスと
外国発の権威に対する盲従が混ぜ合わされた結果だ。厳酷な日帝時代には仕方なかったとして、
最近の大韓民国でこれと同様の寸劇が広がらないと誰が壮語できるだろうか。