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【北京時事】２０１３年３月に引退する中国の温家宝首相は２０日から訪問していたバンコクで、
華僑・華人の代表を前にあいさつし「あと数カ月で引退し、隠居する」と述べた上で、
戦国時代の楚の詩人・屈原の詩を引用しながら「真理を追求するためなら何度死んでも後悔しない。
自分の潔白のためならたとえ死んでも誠実かつ正直でなければならない」と述べた。中国メディアが２２日伝えた。
米紙ニューヨーク・タイムズが１０月下旬に一族の巨額蓄財疑惑を報道したことを念頭に、自身は潔白であり、
引退しても事実を訴えていく姿勢を強調したものとみられる。
温首相は、首相として「まだ非常に多くのことを成し遂げていないし、多くのことをちゃんとできなかった」と回顧。
その上で「私は国家のため既に４０年以上も身をささげてきた」と語り、「人々には私のことを忘れてほしい。
しかし私は永遠に祖国・人民を忘れることができない」と呼び掛けた。
ソース 時事ドットコム
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