12/11/17 08:46:27.11
違いもとても違うドイツと日本の過去史対応
◆独、ホロコースト被害補償増やして補償受けられない10万人追加支援
ドイツ政府が第2次世界大戦当時ナチスが犯したホロコースト(大虐殺)の被害者のうち、まだ補償を受け
ることが出来なかったユダヤ人がいれば今でも補償すると15日明らかにした。
ヴォルフガング・ショイブレ財務長官はこの日ベルリンユダヤ人博物館で「私たちはまだすべてのユダヤ
人被害者の名前を知らないでいる」としながらこのように話した。
ドイツ政府はこの日ユダヤ人被害者に対する補償のためにドイツとイスラエルが1952年に締結した‘ルク
センブルグ条約’の改定内容を発表した。この条約で今までドイツが出した補償金は700億ユーロ(約97兆
4841億ウォン)に達する。
これに対してスチュアート・アイゼンシュテット前ヨーロッパ連合(EU)駐在米国大使は「ナチスの犯罪の責任
を認めて補償を継続するドイツ政府と役人たちに賛辞を送る」として、「それは日本が(2次世界大戦の時犯
した行動の)責任認定問題に見える態度と克明に対照される」と話した。
ショイブレ長官は「東ヨーロッパと過去のソ連地域には被害者と認められることが出来なかったユダヤ人が
いる」として「ドイツ政府が全世界10万人のホロコースト生存者の生計を支援するだろう」と話した。ドイツ言
論は今回の措置で東ヨーロッパに住む8万～10万人が補償を受けると見通した。生存しているホロコースト
被害者は約50万人と推定される。
新しい条約によれば過去の共産圏国家のユダヤ人生存者は一括払いで2556ユーロ(約356万ウォン)を受
ける。また、既に受けた年金金額も毎月200～260ユーロから300ユーロに増える。昨年年金額を11%上げた
ドイツ政府は2013年、2014年にも継続して上げると約束した。
ショイブレ長官はこの日ドイツの過去史をまた、一度深く反省した。彼は「ホロコースト犯罪は想像できない
程、途方もないこと」としながら「補償金だけで数百万人に犯した苦痛と不当さの取り返しがつかないことを
分かっている」と話した。引き続き「私たちは歴史を記憶するのと共に非寛容、外国人嫌悪、人種差別を警
戒しなければならない責任と義務がある」と強調した。
パリ=イ・ジョンフン特派員
▼日、教科書歪曲防ぐ基準なくして自民党、近隣国条項修正推進▼
日本自民党が歴史教科書の歪曲を防ぐ役割をしてきた教科書検定基準を総選挙の後に修正することにした。
共同通信によれば日本自民党教育再生実行本部(本部長・下村博文)は16日、教科書検定基準の中の‘近隣
諸国条項’を修正するという内容の教育政策報告書を安倍晋三総裁に提出した。具体的な修正方向は知らさ
れなかった。
近隣諸国条項は日本の教科書検定基準の一つで「となりのアジア国家との間で起きた近現代の歴史的事実
を扱う時、国際理解と国際協力の視角で必要な配慮をすること」という内容を入れたものだ。日本政府はこれ
まで検定を申請した教科書に‘大東亜戦争’等の歴史歪曲表現が入ればこの条項を聞いて他の表現に変えろ
と要求してきた。
自民党の教育政策報告書はまた、1937年南京大虐殺のように死亡者数をめぐって意見が交錯する事案は
教科書に数値の根拠を具体的に記すようにするという内容も含んだ。安倍総裁は「新政権の核心政策になる
だろう」と話した。
日本は1982年の歴史教科書波動後、韓国と中国など隣接国を侵略した歴史的事実をきちんと教えるとして
教科書検定基準に近隣諸国条項を含んだ。
東京=ペ・グギン特派員
ソース：東亜日報(韓国語) 記事入力2012-11-17 03:00:00 記事修正2012-11-17 07:28:15
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