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安定供給と事業基盤強化に向け
バイオ医薬品製造用培地事業の合弁会社を設立
アジア最大の消費地である韓国の仁川経済自由区域において
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味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、ジェネクシン社(Genexine Co., Ltd社長:
ソン ヨンチョル、本社:韓国 京幾道 城南市)との合弁により、味の素ジェネクシン社(Ajinomoto Genexine
Co., Ltd)を設立することに合意し、本日合弁事業契約書に署名しました。新会社は、2012年11月中に設立
される見込みであり、2014年上期よりバイオ医薬品(※1)の生産に用いられる動物細胞用培地(以下、培地)
の現地生産・販売を開始する予定です。
当社は、高純度アミノ酸の生産技術を活用し、1987年より動物細胞の培養に用いる無血清培地(※2)の販売
を開始、生物学の研究やバイオ医薬品の生産など幅広く使用されています。近年の世界的なバイオ医薬品市場
の拡大に合わせて、培地の需要も急速に拡大しています。当社では、培地の市場拡大に対応するべく、既存の
培地供給体制に加え、新たにアジア最大の培地の消費地である韓国に生産・販売拠点を持つことで、市場
ニーズに応じた培地の安定供給体制の確立と培地事業基盤の強化を行い、さらにアジアを中心とした新規需要
の獲得を目指します。
今回の合弁事業のパートナーであるジェネクシン社は、バイオ医薬品の研究・開発を行っているバイオベン
チャー企業であり、当社は2011年3月より、バイオ医薬品の生産に用いられる動物細胞用培地の共同開発を
行ってきました。新会社においてはジェネクシン社のバイオ医薬品の開発ネットワークと、味の素グループの
長年にわたるアミノ酸研究で育んだ技術を活かし、市場ニーズに応じた培地の供給体制の確立を目指します。
味の素グループは、アミノ酸のトップメーカーとして、高品質のアミノ酸の独創的な製法・利用法の開発を通じ、
培地事業をはじめとしたアミノ酸事業領域の拡大をすすめ、21世紀の人類社会の課題である健康な生活の
実現に貢献していきます。
<新会社の概要>
(1)社 名:味の素ジェネクシン社(Ajinomoto Genexine Co., Ltd )
(2)資 本 金:設立時357億ウォン(約25億円)
(3)出資比率:味の素株式会社 75%
ジェネクシン社 25%
(4)所 在 地:韓国仁川経済自由区域(Inchon Free Economic Zone)
(5)設 立 日:2012年11月(予定)
(6)代 表 者:代表取締役社長 仁志 聖彦(にし きよひこ)
(7)従業員数:約20名(予定)
(8)事業内容:動物細胞用培地の生産・販売。
※参考資料は添付の関連資料(ソース元)を参照
ソース:日本経済新聞
URLリンク(release.nikkei.co.jp)