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>>1の続き
■「小鬼子」は、右派政治家に対する蔑称として使われる
この記事を転載した微博の書き込みに対して、朝日新聞のアカウントが11月4日夜、
「『小鬼子』を叱らなきゃ」
とコメントを付けたのだ。「小鬼子」という言葉は、石原氏をはじめとする、中国では右派だとみなされ
ている政治家に対する蔑称として使われることがある。第二次対戦中に、日本人が連合国を「鬼畜
米英」などと呼んでいたのと近いニュアンスがあるとされる。
コメントを付けた書き込みは石原氏の写真付きだったため、石原氏に対して朝日新聞が「小鬼子」
と言う言葉をぶつけた、と受け取った人もいたようだ。このことから、一部のツイッター利用者が
「微博で朝日新聞が石原慎太郎さんや日本人を、超侮辱した言葉"小鬼子"と呼んでくださいと中
国人に呼びかけています。どこまで反日新聞ですか?狂っています!!」
「中国人は喜んでコメントで日本を馬鹿にします。朝日は中共の新聞ですか?なぜ日本人は朝日
新聞を読みますか?日本が大好きな台湾人のわたしはとても悲しいです」
などと猛反発。この書き込みが拡散し、日本のネット上でも騒ぎが広がっていた。
■「我々のコメントは石原慎太郎氏とは何の関係もありませんし、悪意もありません」
これを受け、11月5日には、朝日新聞の微博のアカウントが以下のコメントを発表して謝罪。問題
とされた書き込みは削除された。
【お知らせ】昨日、朝日新聞中国語版ウェブサイトの微博は、別の微博の書き込みを転載し、
「『小鬼子』を叱らなきゃ」とコメントをつけました。転載した微博の書き込みには、石原慎太郎前東京
都知事の写真がついていました。我々のコメントは石原慎太郎氏とは何の関係もありませんし、悪意
もありません。もし、石原氏本人、および日本人の中に不快感をいだく方がおられるのであればお詫び
いたします。すぐに転載した微博の書き込みを削除します。
(終わり)