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日市場今は‘サービス韓流’だ
商品市場越えて運送・IT・教育など成功の可能性高く
日本で韓流が成熟期に入りながら初期のコンテンツを越え、今やサービス分野を新しいコンテンツとして
模索しなければならないという声が出てきている。
2010年基準でドラマや食品、その他市場を包括した日本の韓流コンテンツ市場は約8億ドルで、前年対比
20%増加した。しかし最近になっては教育、IT、運送など韓国の発達したサービス分野が韓流と結ばれて
日本で通じている。顧客を神のように敬う日本式文化とは違い、顧客と疎通して新しいサービスを創り出す
韓国式マインドが日本人の間に新鮮に感じられ始めたのだ。
韓国の電子政府およびITサービスは日本でも高く評価されて関心を集めているが、ITセキュリティ業者であ
るウェアバレーは、データベース(DB)接近制御ソリューションである‘シャクラ(Chakra)’で2005年以来、日本
で成功裏に活動中だ。また、2010年、日本総務省の‘情報通信技術(ICT)基盤および活用度評価’で韓国
の電子政府が1位を占めたし、最近TV東京など言論はLG CNSなど韓国IT企業の電子政府構築事例を関
心をもって報道した。
韓国の英語教育も新しい韓流サービスとして浮び上がっている。ボイム(VOIM、韓国語で「見ること」の意味)
という会社は、日本のグッデイとオンライン画像英語教育事業を推進するために最近了解覚書(MOU)を締
結した。これでボイムは自ら保有する英語教育コンテンツと講師陣を日本にサービスすることになる。これ
に先立ち、昨年にはYBM時事ドットコムが日本に開設した子供対象英語学習館‘レプトン(Lepton)’が成功
裏に市場を拡大している。
韓流クルーズと低価格航空など韓国の運送サービスも日本の顧客をひきつけている。去る8月から‘ハー
モニークルーズ’は、韓流公演および日本で人気がある韓国料理などをメニューに、神戸と東京から出発
して日本を一周して釜山（プサン）へ行く韓流クルーズ事業を始めた。また、最近日本でも‘ピーチ’等の低
価格航空会社(LCC)が人気を呼んでいるが、このモデルは韓国に由来したものだ。韓国が2005年の済州
（チェジュ）航空を始め、2007年、イースター航空などが成功裏に低価格サービスを始め、日本がこれを
‘韓流LCC’というコンセプトで紹介したのだ。
日本のモバイルメッセンジャー市場でNHNの‘ライン(LINE)’はサービス開始1年で2000万人の使用者を
確保するなど市場を圧倒している。すでにオンラインゲーム分野で韓国のゲーム占有率が15%以上であ
り、規模面でも10億ドルを越える。韓国のPC房文化が日本のネットカフェにつながって韓国オンライン拡
散の火種になった。
韓国の主要銀行は日本に支店を置いて営業しているが、保守的な日本の顧客が自国銀行を好み、目に
つくほどの実績をおさめることも出来なかった。しかし高い預金金利と日本金融機関よりはやいサービス
を武器に、国民銀行は大阪に支店を設立したし、新韓銀行は名古屋に新しい支店設置を推進中だ。
大阪貿易館側の関係者は「これまで我が国の韓流関連対日輸出は商品中心だったが、これからは韓流
を活用したサービス市場に関心を傾けなければならない時」としながら、「韓国人の繊細さと創意性が光る
サービスを商品化すれば勝算は充分だ」と指摘した。貿易館側はそれと共に代表的な事例として、日本女
性が好んで訪れるネイルアートサービス市場をあげた。日本のネイルアートサービス市場は年間1300億
円規模だが、昨年韓国のウィミインターナショナルが大阪で開かれたネイルアートフェスティバルに参加し
て大きな呼応を得たことがある。
カン・ミンジ記者
ソース：週刊貿易(韓国語) 2012/11/02 [21:57]
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