12/11/03 03:55:17.06 jda9tEZB
因みに、本来は専門職への派遣を主としていた、派遣業界がこうなってしまったのは
80年代末期の、国内バブルの崩壊で、当時正社員の大規模リストラ等で問題となった
集団解雇問題(退職金の減額・不払い)による、後の訴訟問題などを恐れた
当時の経団連による圧力で、安易に解雇可能な、常時雇用・解雇が可能な
「笊法型」人材派遣規制の緩和が、現在の低質・高支出型の、本来の趣旨から外れた
アンバランスな人材派遣業界を、形成するようになりました。(欧米型の人材派遣とは真逆ですね)
現在では、法改正され(登録型派遣制度の規制含む)派遣社員に対し、継続契約2年を超える派遣社員は
正規雇用しなければならない―と、なっていますが、伊達にザル法と言われていません。
契約雇用2年が満たされる頃に、会社都合で契約を解除するか、派遣企業の担当に圧力をかけて
勤続先の企業を変更すれば、容易に解雇ができます。(これが主な質の低下の原因)
本来は派遣社員は派遣企業に、正社員雇用されていなければならないのですが
実は、派遣企業側が、その派遣正社員に対して「会社都合により解雇」をすることが可能です。
だから、リーマンショックで失業率が、短期間に増大した。