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◎第3・四半期の営業利益は8兆1200億ウォン、自社予想とほぼ同じ
◎携帯電話部門の利益は5兆6300億ウォン、全体の69%を稼ぐ
◎チップ部門の利益は28%減少
◎第3・四半期のスマートフォン販売台数は5630万台=IDC
◎第4・四半期はNAND市場は需給引き締まるが、DRAMは供給過剰続く見通し
[ソウル 26日 ロイター] 韓国のサムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)が26日発表した第3・四半期決算は、チップ部門が大幅に落ち込んだものの、
スマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシー」シリーズの好調な販売で補い、過去最高益を更新した。
営業利益は8兆1200億ウォン(73億9000万ドル)で、前年同期に比べ91%増加。自社予想の8兆1000億ウォンとほぼ一致した。
売上高は52兆1800億ウォン。自社予想は52兆ウォン。純利益は6兆5600億ウォンとなった。
同社はスマートフォンの出荷台数に関する詳細なデータを明らかにしていないが、 調査会社IDCが公表したリポートによると、韓国のサムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)の
第3・四半期の販売台数は世界全体で5630万台で、市場シェアは31.3%。
ライバルの米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の出荷台数は「iPhone(アイフォーン)」は2690万台だった。
部門別では、携帯電話部門の利益が5兆6300億ウォンに達し、グループ全体の3分の2以上を稼いだ。5月下旬に発売された「ギャラクシーS III」の好調な販売が牽引役となった。
「ギャラクシーS III」の販売台数は7―9月期に1800万―2000万台に達したと推定されている。
一方、半導体部門の利益は1兆1500億ウォンで、28%減少した。DRAM価格の下落が響いたが、モバイル機器に幅広く用いられるNANDフラッシュチップの回復が収益を下支えた。
同社は、DRAMは10―12月期も供給過剰状態が続く見込みだが、NANDフラッシュメモリー市場は需給が引き締まると予想している。
サムスンはまた、米連邦地裁でアップルと争っている特許訴訟の判決が出た後すぐに、特許関連の引当金を計上すると明らかにした。
この訴訟の陪審団は8月、サムスンがアップルの特許を一部侵害したとして、10億5000万ドルの損害を認定した。
以降、アップル側は7億0700万ドルの追加損害賠償を請求しており、カリフォルニア州連邦地裁は12月初めに判決を下す予定だ。
IRの責任者、Robert Yi氏は引当金の額は米連邦地裁の判決次第で決まると述べた。今四半期に判決が下った場合に限り、引当金が今四半期に計上されるとしている。
サムスン電子は4四半期連続で過去最高益を更新したが、10―12月期はそれが途切れる可能性がある。
さらに、来年はテレビ部門が低迷するほか、スマートフォンの急激な成長も鈍化するとみられ、トムソン・ロイターが実施したアナリスト調査では、
増益率は今年見通しの73%から来年は16%に鈍化すると予想されている。
ソース ロイター 2012年 10月 26日 13:47 JST
URLリンク(jp.reuters.com)
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