12/10/23 14:01:05.97
韓国の英語新聞The Korea Timesは現地時間2012年10月22日、 Samsung Electronicsの液晶
ディスプレイパネル事業Samsung Displayが米Appleとの部品供給契約を2013年に打ち切ると
報じた。匿名のSamsung幹部の話として、Appleの大幅な値下げ要求に応じることが困難になった
ことが要因と伝えている。
同紙によると、Samsung DisplayとAppleは液晶ディスプレイパネルの供給に関して長年業務提携
してきた。しかしAppleのサプライチェーン管理体制が厳しさを増しており、これに伴ってSamsung-
Displayの利益率が急速に悪化しているという。
市場調査会社の米DisplaySearchによると、2012年1~6月の半年間にSamsung DisplayがApple
に供給したディスプレイの数は1500万枚。同じ期間には韓国LG Displayが1250万枚、シャープが
280万枚をAppleに供給しており、Samsung Displayが最も多い。しかし同年7~9月期における
Samsungの供給数は300万枚に減り、10~12月期は150万台程度になる見込み。これが2013年
には完全に止まるとSamsungの幹部は話している。
同紙によると、Samsung Displayはこれを補うため、Samsung Electronicsの携帯電話部門と
米Amazon.comからの受注を増やし、両社のタブレット端末に部品を供給していく。なお、Appleが
まもなく発表すると噂されるiPadの小型版にはSamsung Displayのパネルは使われていないと
同紙は伝えている。
ソース:ITpro
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)