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虚言、詐欺、相互不信、空理空論、無恥、卑屈、臆病…これが「半万年の歴史を持つ偉大な韓民族」の
正体だ-。(評論家・黄 文雄 月刊正論11月号)
裏切りと不信の国民性
韓国の李明博大統領の竹島上陸と天皇に対する非常識な発言に、日本人が怒り、抗議の声が広がっている。
嫌韓感情の高まりというよりも、「この国はだめだ」という諦感が定着し始めているのは、ごく当たり前のことだ。
戦後、日韓基本条約を結んだにも拘らず、歴代の韓国大統領は日本に対し「謝罪と反省」を執拗に求め
続けてきた。一方の日本がいくらそれに応じて謝罪を行事化し、明文化をくりかえしても、韓国の反日感情は
収まらない。
金大中、盧武鉉両大統領の2代10年にわたる親中、親北、反日、反米の左翼政権から商人出身の
李明博大統領の代になって、本人も「韓日の過去」のいざこざに終わりを明言し、日本もこれで両国関係は
正常化に向かうと期待していた。だが、李明博の8月以降の豹変ぶりと異常な言動にまともな日本人は愕然とし、
「また裏切られた」という念が強い。「李明博までも」という韓国人への不信感は募る一方である。
李明博大統領の異常な言動を巡り、私がすぐ連想するのは、フランス神父ダレが著した『朝鮮事情』(原題
『高麗史』)の中の記述である。ダレは同書の中で、「五十人による陰謀は、たいていその共同謀議者の四十九人
から暴かれる」という、朝鮮人の「不信と裏切り」の国民性を描いている。
朝鮮史上二回にわたる「胡乱」は有名である。満蒙八旗軍と戦って敗れた朝鮮は、「迎恩門」や「慕華館」、
「頌徳碑」まで作らされる屈辱を受けた。しかしこれは、元をたどれば後金国の2代目ハーン・フォンタイジの、
朝鮮から受けたいじめと裏切りに対する復仇であった。「胡乱」は満蒙八旗軍による半島蹂躪の歴史というよりも、
朝鮮人が持つ裏切りと不信の国民性を象徴する歴史事件と読むべきだ。
戦後、半島の北も南も、エリート層にしか使いこなせない漢字を全廃し、ハングルのみ国字にしたのは、民族を
育てていくのに必要不可欠なことだった。当時、中国でさえ簡体字化、将来のラテン文字化を目指していた。
文豪魯迅までが、「漢字滅ぼせずんば中国滅ぶ」と遺言をのこしている。交信メディアの転換は近現代にかぎらず、
人類史上よく見られることだ。
だが、結果としては、漢字廃止後の「ハングル世代」と呼ばれる世代は真の国史を知ることができなくなり、
「捏造」「創作」の国史しか知らないという状況を生み出した。「韓国半万年史」の中で、高句麗史、渤海史
以外には、真実の記述が乏しく、人物としては朴正煕しかいないというのが、中立な私の眼から見た韓国である。
「日帝36年」は超安定社会
李明博大統領の「もし天皇が訪韓したいならば、殺された独立運動者に謝罪を」という旨の発言は、韓国なら
通用するかも知れないが、外国ではその知性だけでなく品格まで疑わせるものだ。
ソウル・オリンピックの時から韓国は「天皇訪韓」をあたかも日本の「義務」であるかのように要請しつづけてきたが、
逆に日本から求めたことは1度もない。また、「殺された独立運動者」というが、日韓合邦以来、義兵運動から
反日ゲリラに至るまで、法によって刑罰に処された者よりも内ゲバで殺された者のほうが多かった。反日、抗日、
建国運動の指導者として活躍していた呂運享、宋鎮禹、金九らは、いったい誰に殺されたのだろうか。
独立運動家はほとんどが同志や政敵に暗殺されたのではないだろうか。
戦後、韓国は「日帝三十六年の七奪」(主権、国王、土地、姓氏、生命、国語、資源の七つを奪った)をはじめ、
強制連行やら従軍慰安婦を反日、克日のお題目として唱え、国造りのテコにしてきた。竹島は戦後李承晩ライン
以後に韓国の領土とされたものである。
>>2以降に続く
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