12/10/18 11:28:34.03
>>1のつづき
これには、竹島を領有の係争地と日韓が認めることで、双方の国にはびこる不毛な領土ナショナリズム
をこれ以上燃え立てさせないようにしようという意図がある。では、次のステップは? 前出の木宮教授
が語る。
「領土問題を“脱歴史問題化”させる。韓国にそうしたアプローチが必要だと認識してもらうことが大切に
なってきます。その上で主権の問題を棚上げすることができれば、竹島の共同管理は可能となります。
実際に1998年に締結された新日韓漁業協定では、竹島の領有権を棚上げにして、排他的経済水域
のほかに共同で管理、利用する暫定水域を設定する合意に日韓はこぎつけたわけですから」
前出の孫崎氏も別のアイデアを披露する。
「竹島の領有で日本と争うより、協力したほうがずっと大きな利益になると韓国が思えるような状況を
つくり出せばいいんです。そうなれば、韓国側の世論にも変化が起きる可能性があります。例えば、
日韓で共同の利益を確保しようと働きかけることなども考えてみるべきです」
日韓も、統合とまではいかずとも、互いに協力し合うことを目指すべきではないだろうか。それが両国
の国益にかなっていると思われるのだが……。
おそまい☆