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ホンダは16日、米国工場で生産した乗用車4モデルを年内に韓国で発売すると発表した。輸入車業界では、韓米自由貿易
協定(FTA)を活用し、低関税で米国での生産車両を導入する動きが相次いでおり、これまでにトヨタがカムリ、フォルクスワーゲンが
パサートをそれぞれ米国から導入した。
ホンダは11月から12月にかけ、主力車種の「アコード」、クロスオーバー車の「クロスツアー」、ミニバン「オデッセイ」、SUV(スポーツ
タイプ多目的車)の「パイロット」の4車種を米国から導入し、韓国市場で発売する計画だ。オデッセイとクロスツアーは韓国で初めて
発売される。アコードは日本製を米国製に切り替える。
アコードはトヨタのカムリと競合する車種で、日本製では約3500万ウォン(約250万円)台だったが、米国製は約3300万ウォン
(約235万円)のカムリを下回る価格で発売されるとみられる。米国で家族用、レジャー用として人気が高いオデッセイ、パイロットの
価格も4000万ウォン(約285万円)前後に設定される見通しだ。
ホンダコリアはこれまで日本製の乗用車だけを販売し、価格競争力の面で苦戦してきた。しかし、年末から主力車種を全て米国製に
切り替えるため、日本製に比べ20%程度競争力を高められる見通しだ。同社関係者は「日本製に比べ価格競争力が高い米国製の
新車を集中的に投入し、販売台数を現在の月300台から600-700台まで増やしたい」と述べた。
崔元碩(チェ・ウォンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2012/10/17 08:48
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