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電子足輪をつけた性犯罪者、堂々と海外旅行
位置追跡電子装置(電子足輪)をつけた性犯罪前科者らが電子足輪を外したまま堂々と海外旅行へ行っていることが
分かった。特に、この中の2人は期限内に入国しなかったため指名手配中だ。
法務部が国会法制司法委員会所属の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)民主統合党議員(ソウル中浪甲)に提出した資料によると、
電子足輪制度が施行された08年から保護監察官の許可を得て出国した電子足輪対象者は26人だ。この中で未成年者に
性的暴行を加えて3年の刑を言い渡されたある前科者は、10年11月「ビジネスのため5日間中国へ行ってくる」と言い残して
出国したが、まだ帰っていない。殺人罪で12年の刑を宣告されて刑期を1年4ヵ月残した時点で電子足輪をつける条件で
仮釈放されたある前科者は、今年2月、「職業を探すため3ヵ月間中国へ行ってくる」と言ったが、行方が分からない。
徐議員は、「保護監察官が恣意的に判断して海外出国を許諾するのは、性犯罪の再犯を防ぐという電子足輪制度の趣旨に
そぐわない」と指摘した。これに対し、法務部は「電子足輪をつけても居住の移転や旅行の自由まで制限することはできない」
と話した。
東亜日報: OCTOBER 16, 2012 08:40
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