12/10/11 22:18:47.40
逆さづり、電流…ソウル区長、拷問に加担
韓国のソウル南部地裁は11日、ソウル市陽川区の秋在■(■は火へんに華)区長(57)が名誉毀損(きそん)罪などに問われた
公判で、秋区長が1985年に軍に勤務中、在日韓国人男性(69=岡山市)に「北朝鮮スパイ」との自白をさせるために拷問したと
認定した。懲役1年3月の実刑判決を言い渡し、秋区長は収監された。
拷問の行為については、時効が成立しており、罪に問われなかった。
韓国ではスパイ扱いされ服役した在日韓国人に対し、拷問で事件自体が捏造(ねつぞう)されたとして再審での無罪判決が続き、
少なくとも9人の無罪が確定しているが、首長の過去の拷問加担を裁判所が認めるのは極めて異例だ。区長は選挙で選ばれる。
秋氏は当時、軍保安司令部に勤務。同じ部署にいた堺市の在日韓国人、金丙鎭氏(57)が拷問を直接見たと著書や記者会見で
公表し、秋氏が「金氏の話はうそ」と反論したため、名誉毀損罪に問われた。
判決で地裁は、秋氏らが男性を不法に連行し、逆さづりにして顔に水を掛け呼吸を困難にしたり、電流を体に流したりしたと認めた。
男性は拷問で右耳の聴力を失った。保安司令部は当時、男性が北朝鮮で工作指令を受けたとして送検したが、訪朝したとする時期に
男性が日本にいたことが検察の捜査で判明し不起訴となった。
金氏も83年に保安司令部員から同様に拷問され、妻子に危害を加えるとの脅迫を受け、通訳として司令部で勤務させられた。(共同)
nikkansports.com: 2012年10月11日19時49分
URLリンク(www.nikkansports.com)