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2012年10月5日、フランスの高級ファッションブランドが、2014年にパリでオープンさせるホテルを
「中国人観光客お断りにする」と発表し波紋を呼んでいることを受け、「中国人観光客はいつになったら
海外で品位ある行動がとれるようになるのか」と題した記事が中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載
された。以下はその内容。
「品位」とは素養、品格、教養が合わさったものであり、金や権威があるからといって必ずしも備わって
いるとは限らない。海外旅行ができる中国人は金持ちや権力者に限られているが、どちらの層も世界の
人々に好印象を与えてはいないようだ。
英メディアが3日、仏ハイファッションブランド「ザディグ・エ・ヴォルテール」が、2014年にパリで新たに
オープンさせるホテルを「中国人観光客お断りにする」と発表したと報じ、物議を醸している。ブランド
創始者のティエリー・ジリエ氏は「われわれは利用客を選ぶことになる。例えば、中国人観光客は
対象ではない。パリは利用客の要求が高く、多くの人が静寂とプライバシーのある環境を求めている
からだ」としている。
中国人観光客は欧州の観光業に多大な利益をもたらしているが、欧州の人々はいまだに中国人を
見下している。中国人がまるで白菜を買うかのように高級品を買っていくことを受け入れられないようだ。
だが、確かに一部の中国人客のマナーは悪い。芸術的価値の高い彫刻像によじ登って記念写真を撮る人、
優雅な高級レストランで高いワインを注文し、大声で「乾杯」を繰り返す人―。
パリのシャンゼリゼ通りで、金持ちの友人が筆者を連れてブランド店に入ろうとした時のこと。2人の
店員が示し合わせたように慌てて近づいてきて、「NO!NO!NO!」と叫んだ。友人は納得いかない様子
だったが、筆者はとりあえず友人を引っ張ってその場を後にした。その後、別の外国人が店に入ろうとしたが
追い返されることはなかった。
ホテルで食事する中国人も見ていられない。特に朝食バイキング。外国人は静かにコーヒーを飲みながら
新聞を読んだりしているが、中国人の乱入でその静寂はぶち壊しになる。中国人が静かな時は食べ物を
こっそりと持ち帰る時だけ。この光景は同じ中国人として本当に恥ずかしい。部屋の片隅に中国人専用コーナーを
設けるホテルもあるほどだ。
外国人が中国人を馬鹿にしたと騒がれているが、実は中国人も中国人を見下してしまう時があるというのが
本当のところである。(翻訳・編集/NN)
ソース レコードチャイナ 2012年10月08日
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
5日、仏高級ブランドが新たにオープンさせるホテルを「中国人客お断りにする」と発表し波紋を呼んでいることを受け、
「中国人観光客はいつになったら海外で品位ある行動がとれるようになるのか」と題した記事が中国のブログサイトに
掲載された。写真は台湾・花蓮。
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