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外国人登録証を不正取得したとして、外国人登録法違反（虚偽申請）と公正証書原本不実記載・同行使容疑で書類送検された
在日中国大使館の李春光・元１等書記官（４５）について、東京地検は５日、起訴猶予処分とした。地検は「外交特権を有する時の
行為であり、既に離任し帰国しているため」と説明している。
外交官は「外交関係に関するウィーン条約」により、受け入れ国で刑事裁判の被告とならない特権がある。ただ、外交官の任務を
外れて行った行為については、任務終了後に帰国した場合、特権が存続しない。
東京地検は、外登証の不正取得は任務外の行為だったと判断。裁判権はあるが既に帰国しているため、起訴しても公判に出廷する
見込みはないと判断したとみられる。
警視庁公安部は５月中旬、外務省を通じて中国大使館に李元書記官の出頭を要請したが、大使館は拒否し、元書記官は帰国。
警視庁は同月、李元書記官が２００８年４月、外交官の身分を隠して、東京都葛飾区に虚偽の更新申請をして外登証を不正取得
したとして、書類送検していた。
jiji.com: 2012/10/05-18:28
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