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弁護士資格を持たず交通事故の示談交渉を行っていたとして、府警外事課と生野署は３日、堺市堺区、朝鮮籍の朝鮮総連元幹部、蔡俊洙（さいしゅんしゅ）容疑者（７４）を弁護士法違反（非弁活動）の疑いで逮捕した。
府警によると、蔡容疑者は知人から紹介を受けた事故当事者の代理で保険会社に損害補償金の請求手続きを行っていた。
銀行口座の入金記録から、蔡容疑者は９２年ごろから少なくとも約３０００万円の謝礼を受け取っていた可能性があるという。
逮捕容疑は、堺市内で起きた０７年の交通事故で重傷を負った同市内の４０代女性から示談交渉の委任を受け、保険会社に損害補償金を請求。昨年９月、女性から保険金の約１割にあたる２５万円の謝礼を受け取ったなどとしている。
府警によると、蔡容疑者は容疑を認めている。【近藤大介】
ソース 毎日JP 大阪版
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