12/09/30 11:03:25.15
>>1の続き
娘が出産途中に死んだとばかり思い込み、24年間暮らしてきたウィルさんの実の両親も「2人の娘の母」
となって突然現われた娘の姿に、ただただ驚くばかりだった。ウィルさんは放送で「私の実の母は涙も出ず
、言葉も発することができなかった。そのため私はそれ以上、実の母に近付くことができなかった」と語った。
ウィルさんはまた、インタビューで「私の人生は一体、誰が補償してくれるのか」と泣き崩れた。海外で養子
縁組された人々の集まり「トラック(TRACK)」の関係者は、オーストラリアのテレビ局とのインタビューで
「韓国人によって違法に養子縁組されるケースは全て金銭が目的」と証言した。養子縁組の際に受け取る
手数料を目当てに、子どもの過去を「ロンダリング(詐称)」し、違法な養子縁組を行うというのだ。
ウィルさんは、自分が乳幼児売買によってオーストラリアにやって来たこと、強制的に養子縁組させられ
たことなどをオーストラリアの法務部に訴えた。オーストラリアの法務部は、調査に乗り出したものの、20年
以上も前のことで調査が難航しているという。同国法務部のスポークスマンは「オーストラリアでウィルさん
のようなケースが発覚したのは今回が初めてだ。オーストラリア政府は養子縁組の相手国に対し、乳幼児
の強制売買のようなことがないよう何度も要請しているが、これには限界がある」と話した。同番組は「朝鮮
戦争が終わって以降、韓国は養子を輸出する主要国だったが、2006年以降はその数が急激に減った」と
報じた。
「養子縁組は、子どもを売買するものではない。従って輸出などというのはもってのほか。私たち(養子)
に値段など絶対に付けられるわけがない」
ウィルさんは番組の最後に涙を流しながら訴えた。
(終わり)