12/09/28 21:54:10.00
○【尖閣国有化】領土問題の存在「認めよ」 中国報道官が交渉条件言及
中国外務省の洪磊報道官は28日の定例会見で、「釣魚島(尖閣諸島の中国語名)問題に
ついて中国の立場は一貫している。われわれは日本に対し、早く(領土問題に関する)
争議があることを認め、対話を通じて釣魚島に関する問題を解決するよう求める」と語った。
日本政府が「尖閣諸島に領土問題は存在しない」という公式見解を放棄すれば、中国は
関係回復に向けた交渉を始める用意があるとの姿勢を中国政府当局者として初めて示した。
今月11日の日本政府による尖閣国有化を受け、中国当局は、日本との経済・文化交流
イベントの中止や日本製品不買運動の容認などの対抗措置を取ってきた。その後の
日中間の政府関係者の会談でも日本の対応を厳しく批判したが、交渉条件には触れて
いなかった。
しかしこの発言で中国の狙いが、尖閣諸島の領土問題を日本政府に承認させることに
あることが見えてきた。中国公船による尖閣周辺の巡回が半ば常態化するなか、日本が
領土問題の存在を認めれば、尖閣諸島を中国と日本が共同支配している印象を国際
社会に与えることができ、尖閣奪取への大きな一歩となる。
□ソース:産経新聞
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