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∞韓国HIV感染者 8,000人を超える
これまで、医学界の辺境として扱われてきたエイズ(AIDS:後天性免疫不全症候群)患者が、急増
していることが明らかになった。
25日、疾病管理本部と韓国エイズ退治連盟が発表した資料によると、昨年1年間で新たにHIV感染が
分かった人の数は888人だった。1年内で800人のHIV感染者を超えるのは今回が初めてで、2010年は
773人だった。これにより、累積HIV保菌者は8,544人に増加した。
888人の感染者を性別に見ると、男性が827人(93.1%)で圧倒的に多かった。年齢別では、20代が
208人(23.4%)、30代が198人(22.3%)、40代が220人(24.8%)、50代が143人(16.1%)の順だった。
感染経路を見ると、大部分が性交渉による感染であることが確認された。男性の場合、異性との性交
渉が54.7%、同姓との性行為が45.3%になることが分かった。反面、女性は全て異性との性交渉によ
る感染だった。
一方、HIV保菌者8,544人を性別に見ると、男性が7,860人(92%)で圧倒的に多かった。配偶者や恋人
関係でなはい、風俗店従業員との性交渉による感染が多いことが理由だ。
疾病管理本部と韓国エイズ退治連盟が発表した内容によると、感染経路が確認された6,964人のうち、
99.2%の6,907人が性交渉による感染であることが分かり、そのうち、60.4%が異性間、残りが同姓間
の関係であったことが調査された。
これまでにHIVの感染後エイズを発症し死亡した人の数は1,512人で、7,032人は生存している。
ところが、感染者に対する社会的偏見が激しく、HIV感染者だという事実が周囲に知られると、ほとんど
の場合、正常な社会生活が困難になることが分かった。HIV感染者は、感染して数年以内に死亡する
という間違った情報によって、これまで多くの差別を受けてきた。
例えHIV感染者だとしても、現代医学の発達や免疫の働きを維持する薬の開発などで、管理さえしっか
りしていれば、通常の生活が可能である。実際に、職場で働きながら活発に社会生活をしているHIV
感染者が増えている。
こういった状況を踏まえ、現在韓国医療界ではHIV感染者を「慢性感染病」と分類している。
ソース:KRnews 2012/09/26 [08:41]
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