12/09/26 11:55:07.92 K8onSLV4
>>47
安倍さんが小泉さんから総理の座を禅譲されたとき、TV新聞などのマスコミがどういうかまえでいたか、
覚えていますか？
TVは枕詞(まくらことば)のように「小泉総理の靖国参拝などで悪化したアジア関係──」と
報道を始めて、「それをどう立て直すかが喫緊の課題」と大キャンペーンを張っていました。
新自由主義者のおかげさまで経済が悪化し、とにかく経済問題が第一でした。(しかも、国家観を
もたない小泉さんは、自分の退任後も「聖域無き構造改革」の継続を安倍さんに迫っていました)
安倍さんの得意とする(そして彼にしかできない)「国体のあり方、外交・防衛・教育」の立て直しなど
とても手をつけられる状態ではありませんでした。
とにかく、安倍さんが総理になるのは時期尚早でした。
でも、一部のあきメクラ保守(今、反原発で金切り声をあげている人など)は、雑誌『諸君』に
「安倍総理待望論」などを書いて煽っていました。
まるで安倍さんが総理になれば、保守派の願いである靖国参拝や教科書問題や土下座外交
などが一気にひっくり返されると言わんばかりに。
そして自分たちの願望が満たされない(当たり前だ)のがわかると、手のひらを返して後ろから安倍さんに
矢を放ち始めました。身内から攻撃されるのは、サヨクから攻撃されるよりずっと総理の精神を傷つけた
でしょう。
マスコミは「安倍は真性の保守だから、東亜外交で摩擦を起こすに違いない。そうしたら一斉に叩いて
やろうw」と手ぐすね引いて待ち構えていました。
そういう中で、短期間ながら重要な法案をいくつも通し、火だるまになって安倍さんは辞任しました。
僕はあのときの一部のバカ保守への軽蔑を、一生忘れないでしょう。