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【ソウル聯合ニュース】韓国の消費停滞期間が過去最長となっていることが分かった。
韓国銀行(中央銀行)とサムスン経済研究所によると、韓国の民間消費の増加率(実質)は、2009年7~9月期から2012年4~6月期までの12四半期(36カ月)にわたり経済成長率(実質)を下回っている。
民間消費の増加率が0.4~6.9%にとどまったのに対し、経済成長率は1.0~8.7%だった。
アジア通貨危機前後の1996~1998年とクレジットカード発行乱発が社会問題となった2002~2005年には、それぞれ10四半期(30カ月)連続で消費増加率が経済成長率を下回ったが、
現在の停滞期はそれ以上に長い。2009年1~3月期を除くと、18四半期(54カ月)にわたり消費停滞が続いていることになる。
サムスン経済研究院のイ・ウンミ首席研究員は「消費増加率が経済成長率を下回るということは、深刻な消費低下の現象を意味する。内需不振により、成長エンジンは低下せざるをえない」と指摘した。
内需だけでなく輸出が鈍化していることにも懸念を示した。
韓国の経済成長率について、韓国開発研究院(KDI)は今年の見通しをこれまでの3.6%から2.5%に、来年の見通しも4.1%から3.4%に引き下げている。
個人負債の大きさも懸念される。韓国銀行の統計によると、消費者信用(総残高ベース)の増加率(名目)は2011年1~3月期から2012年4~6月期までの6四半期(18カ月)間、
経済成長率(名目)を上回っている。
イ首席研究員は「利子負担が小さくなく、この状態が続けば消費余力がさらに落ち込み、内需が深刻な打撃を受ける」と指摘した。
韓国銀行の調査では、「元利金の返済に負担を感じる」と答えた世帯が2010年の71.8%から2011年には74.2%に拡大した。食品・外食費やレジャー費など、
内需との関連性が高い部門の支出を減らすとの回答が多かった。
ソース 朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/24 11:23
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