【南シナ海】中国に苦慮、尖閣同様の構図…ASEAN諸国 インドネシアが拿捕した漁船を中国側「解放しなければ攻撃する」と威嚇も[09/22]at NEWS4PLUS
【南シナ海】中国に苦慮、尖閣同様の構図…ASEAN諸国 インドネシアが拿捕した漁船を中国側「解放しなければ攻撃する」と威嚇も[09/22] - 暇つぶし2ch1:壊龍φ ★
12/09/22 20:04:28.08
南シナ海:中国に苦慮、尖閣と同様の構図…ASEAN諸国


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画像: 南シナ海で各国が権益を主張する主な海域

 【ジャカルタ佐藤賢二郎、バンコク岩佐淳士】領有権を巡り、日中が対立する尖閣諸島(中国名・釣魚島)と同様の構図が、
南シナ海では20年以上にわたって続いている。外交による交渉が長期化する中、南シナ海の領有権を主張する中国に対し、
東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国は、共同パトロールを計画している。しかし、こうした動きは南シナ海での軍拡
競争に拍車をかけ、地域の安全保障にも影響を与えている。

 8月下旬、南シナ海を巡り、中国と激しく対立するフィリピンに、中国と領有権問題を抱えながらも先鋭化を避けたいマレーシア、
インドネシアの国防省幹部が集まった。会談後、フィリピンのガズミン国防相は、南シナ海での共同パトロールについて協議したことを
明かし「あくまでも、海賊や密輸対策が目的だ」と付け加えた。

 表向きは密輸対策とする共同パトロールは、マレーシアやインドネシアに配慮した形だが、各国は「中国に対抗するため」という
真の狙いを共有している。インドネシア海軍当局者は毎日新聞の取材に「中国の軍備増強と南シナ海での強硬姿勢は将来的な
紛争の引き金となる。共同パトロールは平和維持のための手段の一つ」と話し、「中国対策」を含むと明らかにした。

 南シナ海では中国が1988年、南沙諸島の岩礁に構造物を建てたのをきっかけに、各国との対立が表面化した。ASEANで
解決を目指して協議を重ねるが、当事国との2国間の協議を求める中国に対し、国力で劣るASEAN側は、ASEANとの協議を
主張。協議の進め方という入り口論で頓挫している。

 その間、中国は実効支配を強め、南沙諸島に建造した構造物の武装化を進めている。10年6月には、南シナ海南端に位置する
ナトゥナ諸島周辺のインドネシアの排他的経済水域(EEZ)で、操業中の中国漁船をインドネシア警備艇が拿捕(だほ)。救出に
現れた中国の監視船「漁政」が「インドネシアのEEZとは認めていない」と主張し、警備艇に機銃を向けて「解放しなければ攻撃する」と
威嚇、漁船を解放させる事案が発生している。インドネシア海軍の軍艦も出動し、一時緊張が高まった。

 最近では今年4月、フィリピンと中国が互いに領有権を主張する南沙諸島のスカボロー礁(中国名・黄岩島)では、両国艦船が
対峙(たいじ)し、にらみ合いは2カ月以上続いた。中国は今も現場に監視船を残し、軍事力を背景に実効支配を進めている。

 緊張の高まりを背景に、東南アジア諸国は順調な経済成長を背景に国防費の増額を続けている。スウェーデンのストックホルム
国際平和研究所の報告書によると、05年から09年の東南アジア諸国の通常兵器の輸入は、04年までの5年間に比べてほぼ倍増。
ベトナムがロシアから潜水艦6隻を購入した他、インドネシアも韓国に潜水艦3隻を発注、駆逐艦や対潜ヘリコプターの購入も計画
しており、海空軍力の増強が目立つ。

 国際シンクタンク「国際危機グループ」(本部・ブリュッセル)は南シナ海問題に関する最新の報告書で「(中国や東南アジアの)各当事国
では民族主義が高まり、軍事力を増強させている」と指摘、「このまま問題解決のメカニズムを構築できなければ(武力衝突などの)取り
返しのつかない事態が起こる」と警告している。

 ◇南沙諸島◇

 南シナ海にある100以上の小島と環礁で構成され、英語名はスプラトリー諸島。豊かな漁場に加え、石油資源の存在が有力視されて
いる。中国、台湾、ベトナムのほか、フィリピン、マレーシア、ブルネイが領有権を主張している。諸島最大の「太平島」は台湾が実効支配
するほか、フィリピンも9カ所を実効支配している。


毎日jp: 2012年09月22日 11時29分
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