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野田佳彦首相は24日、国連総会に出席するため、米ニューヨークに向けて出発する。
首相は総会の一般討論演説で、沖縄県・尖閣諸島の国有化に伴い緊張状態に陥っている中国との関係や、韓国との間の竹島領有権問題を念頭に、
国際法のルールに従って平和的な問題解決を目指す日本の立場を説明し、各国の支持を得たい考えだ。
野田首相の国連総会出席は、昨年に続き2回目。演説は26日午後(日本時間27日未明)に行われる。
首相は「法の支配というテーマに即した演説」(藤村修官房長官)とする意向。
ただ、尖閣や竹島に直接言及すれば、「中韓両国の激しい反発は不可避」(外務省幹部)と予測しており、具体的な表現ぶりについては調整を続けている。
今回の総会に中韓両国の首脳は出席しない。両国との関係修復に向けた糸口を探るため、首相に同行する玄葉光一郎外相が、
中国の楊潔※(※=竹カンムリに褫のつくり)外相や韓国の金星煥外交通商相との個別会談を模索している。
玄葉外相は25日にロシアのラブロフ外相とも会談し、北方領土問題や、12月で合意している首相の訪ロについて意見交換する。
一方、首相は総会出席に合わせ、オーストラリア、モンゴル、コロンビア、エジプトの各首脳と個別の会談を行う予定。
オバマ米大統領のニューヨーク滞在時間が限られているため、日米首脳会談は行われない見通しだ。首相は27日夜に帰国する。
ソース 時事ドットコム (2012/09/22-16:38)
URLリンク(www.jiji.com)
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