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∞中国訪問団延期へ 矢板市の友好交流事業
矢板市は来月、中学生の「こども未来大使」と、市民公募の「市民の翼」の中国訪問団を派遣する
計画だったが、延期の方向で検討している。関係者によると、中国で起きている反日暴動などを考慮
し、18日にも正式決定の予定という。
市によると、今回の訪中団は中国・浙江省徳清県との友好交流10周年記念事業。「こども未来大
使」は市内3中学校の8人の生徒と大森敏・市教育長らが参加。「市民の翼」は遠藤忠市長を団長に、
公募の24人が参加予定だった。
一行は10月9日から13日までの4泊5日の日程で徳清県や杭州などを訪問。交流10周年の記
念式典に参加したり、「こども未来大使」はホームステイし、「友好学校」の締結をしたりする計画だっ
たという。
同市は、2002年に徳清県と友好交流の協定書に調印した。その後双方が訪問したり、受け入れ
たりして交流を続けてきた。
今月初め、中国側から市に届いたメールでは「予定通り」だった。しかしその後中国各地で反日デモ
が激化。関係者は「詳しい情報が入らず、現地の状況が分からない中での訪中は不安」と指摘する。
さらに同市は放射性物質に汚染された「指定廃棄物」の最終処分場の候補地にも選定され、市総ぐ
るみで反対運動を展開中。こうした厳しい情勢の中で訪中を強行するのは困難との見方もあった。
(人見正秋)
ソース:朝日新聞デジタル 2012年09月18日
URLリンク(mytown.asahi.com)