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党内の多数派工作では、安倍さんが最もリードしている。
安倍支持の議員は、中堅若手を中心に80名を超えており、彼らが議員や党員への支持を呼びかけている。
自民党最大派閥の清和会(所属議員44名)も中堅若手を中心に
約30名は安倍支持であり、町村支持は長老幹部10数名しか居ない。
安倍支持の動きは、他派閥にも広がりっており、支持集会には、他の派閥の議員の参加も増えている。
安倍さんは、総理退陣以降あまり表に出ずにコツコツと落選議員や若手議員の
地元を回り彼らの支持を訴えてきた。そういう面倒見の良さが今回の安倍支持の拡大に現れている。
また、安倍さんには「戦後レジームからの脱却」という保守らしいスローガンもあり
それも自民党右派を中心に議員の支持が集まる要因の一つになっている。
石破は、議員票を巡る多数派工作では安倍元首相に後れを取っていて、一時期
安倍石破の提携の動きもあった。しかし石破は議員票不足を補う為に党員票の
拡大を狙った多数派工作を開始し、党員票を巡っても安倍元首相vs石破の対決が続いている。
安倍元首相も議員票の多数派工作と併行して党員票を獲得する多数派工作を
活発化させており、党員票は、安倍石破両陣営の多数派工作の草刈場に成りつつある。
安倍元首相は、「河野談話や日韓関係の見直し、領海防衛」等の“保守らしさ右派らしさ”や
防災を目的とする公共事業の拡大(国土強靭化)、TPPへの慎重姿勢などの成長重視を
前面に打ち出して党員への多数派工作を進めており、当初は、石破支持だった各種業界
団体票(建設・農業等)をひっくり返す勢いで党員票の支持を広げている。