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◆韓国はなぜ、竹島に執着するのか?愛国・反日の“道具”
島根県・竹島の領有権をめぐって、日韓関係が泥沼の様相だ。
国際法上、日本の領土というのに、韓国は「自国の領土」と主張をごり押し。
ナショナリズムを燃え上がらせる。
そんな姿勢に国際社会からも反発が出ているが、なぜ、彼らはこれほど
竹島に執着するのか。その心理と背景は-。
李明博大統領が竹島に不法上陸して以降、日韓関係の緊張が解けない。
政治的宣伝活動が禁止されたロンドン五輪で、韓国のサッカー選手が、日本戦後に
「独島(日本名・竹島)はわれわれの領土」と書かれたプラカードを掲げる暴挙も起きた。
一連の行動を受けて、日本でも韓流ドラマの放送延期や抗議デモ、野党議員から
「韓流スターの入国拒否(ビザ却下)」案が出るなど余波は広がる。
そもそも、竹島は日韓併合前の1905年に島根県の一部として正式に
日本の領土となった。
国際法で一度も韓国領になったことはないが、韓国側がサンフランシスコ
講和条約発効前の52年に一方的に領有権を主張。以来、実効支配を続けている。
勝手に領有する韓国に分はないはずだが、都内の韓国料理店店主は
「独島は日本のものではない」と言ってはばからず、「親日家」という
韓国の男子留学生(23)でさえ「日本人はなぜこんなに反発するのか。
あなたたちは、独島に行けないのだから当然韓国のもの」と色をなす。
なぜこれほど竹島にこだわるのか。
日本に帰化した韓国系日本人で『韓国のナショナリズム』(岩波現代文庫)の著書がある
首都大学東京の鄭大均教授(社会人類学)は「韓国人は幼少期から愛国を学ぶと同時に
反日感情がすり込まれる。独島はその愛国教育のもっとも重要な“媒体”になっている」
と説明する。
現地の大学で14年間、教鞭を執った経験がある鄭氏はその間、
韓国政府の愛国教育を嫌というほど目の当たりにした。
「『独島愛の国民運動』のような大規模キャンペーンが実施され、テレビの公共広告や
企業広告に連動するほか、学校教育でも活用される。
韓国では、小学生でも『独島はわれらの地』などと平気で口にする。
韓国人にとって独島への愛を語るのは通過儀礼のようなもので家族、学校、社会の
広い範囲で反日ナショナリズム教育が進んでいる」(鄭氏)
現代自動車グループ傘下の「起亜自動車」が昨年、新型車「プライド」を発売した際、
購入者向けの記念イベントとして竹島ツアーを企画したが、それもその表れだ。
鄭氏は「韓国のテレビ番組には韓国料理の『世界化』ということで、ヨーロッパの
街角なんかで地元の人に韓国料理をふるまうなどの企画があるが、そんなときにも
急に『独島はわれらの地』などという宣伝が現れて驚かされる」と振り返る。
鄭氏によると、竹島キャンペーンが盛んになったのは、冷戦構造崩壊後の金泳三政権
(93~98年)以降で、共産圏の脅威が薄れていくなか「反日ナショナリズム」を使い、
国民を一つにまとめあげる道具として、竹島が利用されてきた側面があるという。
李大統領も、政権の支持率浮揚を狙って竹島への上陸パフォーマンスを行ったと
みられるが、政治利用について、鄭氏は「韓国は今やOECD(経済協力開発機構)のメンバー。
そういう国が戦前の加害・被害者関係をいまだに語り続け、
独島によってナショナリズムをあおり続けるのはアブノーマル」と問題視する。
近くて遠い隣人が、真の意味で打ち解けられるのはいつの日か。
写真:韓国が領有権を主張する島根県・竹島。反日ナショナリズムの象徴というが…。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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ZAKZAK 2012年09月06日
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