12/09/06 09:55:47.19 szF/6j+s
>>789 イギリスが日本の歴史に詳しいのが意外だな
>>803 日本に呉音や呉服が遺されてるように古代中国の後継者は皮肉にも日本
「3世紀頃に漢民族は絶滅してしまっていた!」とのことですが、これは中国の人口変遷で証明されています。
「真実の中国4000年史;侵略と殺戮」杉山徹宗著で、1852年のロシア人学者イヴァン・イリイチ・ザハーロフ著
「支那人口の歴史的考察」の前漢から清にいたる中国歴代王朝における人口変遷調査によれば、
旧王朝が滅びて新王朝が成立する時には人口が大激減しているのが一目瞭然です。
これによれば、後漢滅亡して三国(魏・呉・蜀)・五胡十六国・南北朝(北魏・南宋)時代を経る長い戦乱と大飢饉により
人口が大激減し、このときに純粋な漢民族がほぼ滅亡したと言われています。
その後は鮮卑、匈奴等の蒙疆系、ツングース系、チベット系、南方系などの異民族が多数中国に侵入してきて
残存漢民族と同化融合し、現代に繋がる新たな「中国人」を形成したので、
現在の中国には純粋な漢民族は存在しないと言われています。
<王朝交代期に数千万もの人口が大激減する理由>
(1)自然災害の他に、政府軍と反乱軍との抗争で、農業労働の主役である男人口が兵隊として駆り出されるので
農地が荒廃して大飢饉に陥る。
(2)儒教の君主に殉ずることを美学とする「大義思想」により、旧王朝は新王朝に最後まで抵抗して徹底的に殺戮された。
更に、城郭都市のために侵攻軍が街全体を包囲し、侵攻軍が城郭内に突入すれば、
旧王朝軍に協力したという理由で一般市民も殺戮・虐殺の対象にされた。
(3)戦国時代の末期、秦軍と趙軍が大会戦した「長平の戦い」のように、捕虜は釈放すれば危険で食料がない時は
処刑より手のかからない「生き埋め」が、降伏した趙軍40万人に実行され、
今でも人骨が多数でてくる古戦場跡のすさまじさが「史記」に残されている。
(4) 前王朝の人や物を完全否定して新王朝と旧王朝との違いを人民に示す支配上の必須条件として、
前王朝に所属する人間を徹底的に殺戮するに止まらず、建物や備品、美術品そして墳墓にいたるまで、
前王朝の影響や保護を受けたものすべてを破壊の対象とした。このために、寺院や歴史的建造物も破壊され、
万里の長城等の石の建造物以外には中国には前王朝の遺品が何も残っていない。