【日中韓】弱腰外交」こそ最強手段~『中韓強大化は好機(共同通信 国際局企画委員・永田正敏)』[09/05]at NEWS4PLUS
【日中韓】弱腰外交」こそ最強手段~『中韓強大化は好機(共同通信 国際局企画委員・永田正敏)』[09/05] - 暇つぶし2ch3:HONEY MILKφ ★
12/09/05 12:02:37.65
>>2あたりの続き

■ 大切なのは教育、マスコミの責任も大
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これで、だいたい全体像は見えてきた。理由は2つ。

先に述べたように、中国と韓国が「自信をつけた」ことが1つ。アジアで唯一の先進国という日本の立場が崩れた。
相対的に中韓の発言力が高まり、日本のそれが低下した。

もう1つは、韓国や中国では日本を悪者とする教育が子どものころから行われていること。日本が戦後、両国に
どれほどの貢献をしたとしても、それは必ずしも公的な教育現場では教えられていない。同様に、日本でも近隣
諸国との歴史を詳しく学校で取り上げず、現在も中国や韓国が日本をどう思っているのかを教えていない。この
ため、両者の意識のずれが大きく、少しの摩擦がすぐに感情的対立に発展する構図だ。本当に大切なのは教育
だ。マスコミの責任も大きいと反省する。

■ 中韓の台頭は日本にもチャンス
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日本に侵略されたほかのアジアの国では、事情はかなり違う。「戦争壊滅した日本が勤勉さで奇跡の復興を
果たし、世界トップクラスの先進国になった」ことを賞賛する人も多い。ヨーロッパの植民地として搾取された国
として、自国の発展の手本にしたいとする指導者も多い。もちろん中国や韓国でもこうした考えを持つ人は多数
いるのだが、そう公言できない複雑な国内事情があることも理解すべきだろう。

ドイツの再軍備を阻止する目的で始まった欧州統合のプロジェクトは、経済力や民主化度の近い国が西欧に
多かったことで可能だった。つまり、中国と韓国の経済力と発言力の増大は恐れるべきものではなく、むしろ歓迎
すべきものであり、日本にとってもチャンスととらえるべきだ。東アジアで日本だけが飛び抜けた先進国ではなく
なり、対等に近い関係の国が増えることでEUのような枠組み作りに着手できる環境に近づくのだ。

中韓両国でも日本の「弱腰外交」が理解される時代が来るのではないだろうか。いずれ、両国でもこうした日本人
の美徳を他のアジア諸国と同様に評価されると信じたい。

(2012年9月5日 共同通信 国際局企画委員・永田正敏

おしまい ☆


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