【日中韓】弱腰外交」こそ最強手段~『中韓強大化は好機(共同通信 国際局企画委員・永田正敏)』[09/05]at NEWS4PLUS
【日中韓】弱腰外交」こそ最強手段~『中韓強大化は好機(共同通信 国際局企画委員・永田正敏)』[09/05] - 暇つぶし2ch1:HONEY MILKφ ★
12/09/05 12:02:09.73
さて、竹島に尖閣だ。忘れたころにぶり返す”領土紛争”に、日本国民はあらためて「なぜ、また?」と戸惑う。
そして「こちらが下手に出ているのをいいことに…」と、「相手の横暴ぶり」に感情的になる。事実関係の誤りを
指摘するのは当然だとはいえ、一方で、日本人はもっと歴史を詳しく知る必要があるし、少なくとも韓国や中国
の言い分をまずは聞くべきだ。双方が聞かずに勝手に結論を言い合っているだけでは何も解決しない。

■ 弱腰は最強の外交手法
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と言うと「弱腰」と批判されるのが常だ。だが、それは間違っている。この「弱腰外交」こそ、戦後日本が発揮
してきた「平和力」の原動力なのだから。同じ敗戦国であるドイツと並んで実践してきた”最弱”で最強の外交
手法だ。損して得とれ、の腹芸である。ただし、自らの平和力についての対外広報や活用方法がへたくそだと
いう問題があるのは確かだが。

とにかく礼儀正しい、とりあえず相手を立てる、とにかく争わない、まずは約束を守る、とにかく正直に働く、…。
こうした”清く正しい”日本人像に対して、30年ほど前に「国際化」が叫ばれ始めた日本では対米貿易戦争に
おける弱点だとの指摘が相次いだ。私もそう考えていた。

ところが、どうしたことか。失われた20年を経て日本人はすっかり自信を失い、国際化実現どころかますます
内向きになった。逆に、中国は国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界2位となり、韓国ではソニーを抑えた
サムスンが世界で闊歩している。

30年前には想像もできなかった事態に日本人がうろたえている。今回の”領土紛争”の背景は、こうした力学
の変化にある。

■ 「世界に良い影響を与えている国家」
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ところがだ。弱点だと日本人が思い込んできた国民性は、実は世界中で高く評価されてきた。アジアで、
アメリカで、アラブで、ヨーロッパで、「日本人か?いい人だ!」と通りがかりの人に何の根拠もなく褒められたり、
酒をすすめられたりした経験のある人はけっこういるはずだ。私も驚くほどいろいろな地域で、日本人という
だけで尊敬の念を示される、変な状況に遭遇したことが何度もある。

ただし、それは単なる礼儀ただしさに対してだけでなく、日本の武力放棄という建前に向けられた尊敬でもある。

敗戦国が武力を捨て勤勉さで豊かな国になった、との理想的民主国家のイメージだ。本当の紛争地帯である
グルジアでもコソボでも、日本人記者と名乗れば「中立・公正」と受け止められ、対立する両勢力での取材が
可能になったことが何度もある。「銃なしに民主主義と繁栄を獲得できるのか?」と本気でコソボのゲリラ
指導者に問われた時には、「そうだ」と断言できる強い思想も覚悟もなかったが。

5月に公表された英BBCの調査で「世界に良い影響を与えている国家」の1位に選ばれたのは日本だ。調査
方法に異論もあるが、この年次調査では、日本とドイツが常に上位を争ってきた。ベルリン勤務時代の2005-
6年ごろ、ドイツと日本が同率1位だった結果を見て「日独の平和力が認められたなあ」と声をかけてきた
ドイツ人記者がいた。

そこで気になるのは戦後の清算だ。韓国人の見方と大きく違うのが興味深い。

ソース:47NEWS
URLリンク(www.47news.jp)
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>>2以降に続く


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