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今月29日夜10時25分「Kポップ・フェスティバル イン 仁川（インチョン）(K-POP Festival In
INCHEON)’が開かれた松島（ソンド）国際都市ソンド・コンベンシア。公演が終わる時間に合わせ
てタクシー数十台が長く列をなして並んでいた。
一度に出てきた五千人余りの観客の間で20人余りのタクシー運転手が忙しく客引きしていた。公
演会場を訪れた観客のうち2500人以上は中国、香港、日本などから来た外国人観光客だった。
香港から来たジュディ(judy・24)さん一行4人は宿舎に戻るために明洞（ミョンドン）Aホテルと書か
れたメッセージを見せて料金はいくらか訊ねた。
タクシー運転手は「1人当り6万ウォンずつ、合計24万ウォン」と答えた。ソンド・コンベンシアから
明洞までの距離は概略30キロ。渋滞しなければ市外割り増し料金などを含んでも4万ウォンで4
万5000ウォン程度の距離だ。彼らは料金がとても高いと他のタクシー運転手と駆け引きを試みた
が事情は似ていた。彼女は「インターネットで韓国のタクシー料金を熟知してきたのに、外国人だ
とぼったくるようだ」として「楽しい気持ちで来て韓国に対するイメージだけ悪くなった」と話した。
ソンド・コンベンシア周囲を回って「ソウル明洞まで料金はいくらか」と訊ねた。運転手は一人当た
り10万ウォン、二人乗れば1人当り7万～8万ウォンで乗せると答えた。「メーター料金を取るべ
きではないか」という記者の質問には「こんな時、儲けなければ商売できない」と反駁だけ帰ってきた。
公演会場後方にはタクシー運転手3～4人がソウル江南（カンナム）へ行く客を探していた。価格
は相対的に安い1人当り4万ウォン。だが、同じ方向のお客さんを集めて一度に乗せるいわゆる
‘弾丸タクシー’だった。ある女性が運転手と駆け引きの末、車に乗ったがタクシーはすぐに出発
せず、15分待って客4人を集めた後に出発した。
停車中のタクシーのうち30パーセントが仁川タクシーだったが、短距離客の仁川への客を乗せる
車両はただの1台もなかった。韓流スターの公演がある所は「不法タクシー」が間違いなく現れる。
去る18日、ソウル蚕室洞（チャムシルトン）蚕室総合運動場オリンピック主試合場で開かれた‘SM
タウン・ライブ・ワールド・ツアー’に行った中国人Pさん(23)は「蚕室から江南まで行くのに1人当り
2万ウォンずつ、それも分からない人3人と相乗りした」と話した。
去る3日、同じ場所で開かれたエレクトロニック・ダンス公演ウルトラ・ミュージック・フェスティバル
(UMF)に参加したタイ国人留学生Yさん(24)も「一行3人が公演が終わった後、新村（シンチョン）
まで8万ウォンを出した」として「ぶったくり料金の取り締まりを急げ」と強調した。
専門家たちは外国人を狙った不法タクシー営業を防ぐためには取り締まりだけでなくタクシー内部
に明文化された料金や料金体制を知らせる告知文を付けなければなければならないと指摘した。
シン・チヒョン京畿（キョンギ）大都市交通工学科教授は「米国ニューヨークの場合、空港でタクシ
ーに乗れば‘市内までいくら’と料金表示がある」として「明確な料金体系と取り締まりシステムが
必要だ」と説明した。
キム・ウソプ記者
ソース：韓国経済(韓国語) 松島～明洞料金24万ウォン…Kポップに再根は'ひさごタクシー'
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