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韓国の国会が日本の旭日旗応援の動きに対する政府の積極的な対応を求める決議案を発議した。
民主統合党の安敏錫(アン・ミンソク)議員は29日、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会政論館で、
日本の旭日旗使用と搬入禁止のための対応を要求する決議案の発議について記者会見を開いた。
この席で安議員は「第2次世界大戦当時に日本軍が使用した旭日旗は、
独ナチスの文様(ハーケンクロイツ)に例えられる帝国主義と軍国主義の象徴」とし
「2000万人以上のアジア人の命を奪った旭日旗を連想させる柄の衣装を着て表彰式に出てくるなど
厚顔無恥な姿勢を変えていない。 政府が競技場内の日本の旭日旗使用および搬入を禁止し、
国際オリンピック委員会(IOC)と国際サッカー連盟(FIFA)に積極的に抗議するべきだ」と強調した。
これと関連し、安議員ら国会議員68人は、日本の旭日旗応援禁止のための対応を求める決議案を発議した。
決議案には、政府がIOCとFIFAに対して丁重にこれを抗議し、今後、使用禁止のための積極的な外交努力とともに、
IOCとFIFAが日本の旭日旗使用および搬入禁止を決定するよう働きかけることを求める内容が含まれている。
30日午後に行われるFIFA女子U-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)準々決勝の韓日戦を控え、
日本のサッカーファンの間では、旭日旗を持って応援しようという提案がSNSや
オンラインコミュニティーで急速に広まっている。
日本サッカー協会は当初、政治的なトラブルの原因になりうるという理由で、観客の旭日旗所持を禁止した。
しかし大会の開幕直前、突然「FIFA規定の拡大解釈があった」として禁止方針を撤回した。
小倉純二日本サッカー協会名誉会長も28日、「日本国内で禁止したのではない。旗の搬入は止めない」と明らかにした。
2012年08月29日17時53分 [ISPLUS/中央日報日本語版]
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