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大型スーパーのショッピングカート2台に全く同じ商品を入れ、片方の商品のレシートを使ってもう片方の商品を盗む
という手口で窃盗を繰り返していた母娘が、警察に検挙された。
ソウル・竜山警察署は27日、今年3月以降20回にわたり大型スーパーの商品611万5450ウォン(約42万円)相当を
盗んだ容疑でA容疑者(39)=女性=を書類送検し、A容疑者の母親(60)に対する事前拘束令状(容疑者をすぐに
拘束できない場合に請求する令状)を請求する予定だと発表した。
警察によると、この母娘は先月30日午後6時ごろ、ソウル市竜山区の大型スーパーでブドウ2箱、バナナ、牛乳など、
58種類の食料品49万9000ウォン(約3万4000円)相当をショッピングカート2台にそれぞれ同じように入れた。母親は
そのうち1台の商品の支払いを済ませ、レシートを受け取ると、売り場に戻りもう1台のカートを押して外に出た。スーパーの
保安警備員には受け取ったレシートを見せ「もう支払いを済ませた」とうそをついた。一方、娘のA容疑者は支払いの済んだ
ショッピングカートの商品を売り場外の顧客センターで返品し、返金を受けた。
スーパー側は、在庫整理のたびに商品が足りないことを不審に思い、警察に通報。警察は防犯カメラを分析し、商品を
買ってすぐに返品する母娘を突き止めた。警察の関係者は「母娘は経済的に困っていたわけでもなく、生活のための犯罪
とは思えない。2人は出入り口で警報が鳴らないよう、防犯タグが付いていない食料品を主に盗むという周到さを見せた」
と話している。
イ・ジョンウォン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2012/08/28 12:50
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