12/08/28 18:57:19.39
野田首相の親書を返送するなど、外交上非礼な態度をみせる韓国政府の余裕のなさが際立って
いる。レームダック状態の李明博大統領(70)の起死回生作戦とみられているが、そもそも竹島
を実効支配しているのは韓国。ところが韓国はヒステリックに日本批判や竹島領有権を叫び続け
ているだけで、大手を振って「実効支配」を主張できない。その背景に北朝鮮があるという。東アジア
情勢に詳しいジャーナリストの南郷大氏に聞いた。
南郷氏は「確かに、実効支配していることは領有権を争う場合に非常に重要です。国際社会では
歴史的な経緯とは無関係に、一方の国が係争地を長年にわたって実効支配していた場合、なし
崩し的に領有権が認められてしまう場合があります」と語る。
実効支配の代表的な例が日本の北方領土だ。戦後一方的に旧ソ連~ロシアの実効支配を許して
しまったため、本来は日本に属している周辺海域の漁業権も完全にロシアに奪われた。
全て戦後の日本政治が領土問題を棚上げにし続けてきたツケ。このまま行けば、韓国に竹島周辺
海域の漁業資源も海底資源も奪われかねない。
韓国が強硬策を取る背景にはあの国をめぐる思いがある。「韓国は、竹島なんかとは比べものに
ならないくらい広大な地域を敵に奪われて実効支配されてしまっている。北朝鮮です」(南郷氏)
韓国は建国以来、憲法でも一貫して朝鮮半島全体が自国の領土だと主張しているが、朝鮮戦争
中も含めて過去一度も“北朝鮮”を実効支配したことがない。
「だから韓国政府は日本に対しても国際社会に対しても『長年、実効支配を続けているんだから、
もう竹島は韓国のものだ』とは主張できないのです。言ってしまえば、その瞬間から、半島北部が
北朝鮮の領土だと認めてしまうことになります」(南郷氏)
韓国側は、竹島問題で日本に対し、強硬路線を取りたいが、あまりやりすぎると、北朝鮮問題に
跳ね返るというわけだ。
ソース:東スポ
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